兵庫県加古川市にある兵庫大学現代ビジネス研究科院生1グループと兵庫県立加古川東高等学校生3グループは、東京大学が主催する「チャレンジ!!オープンガバナンス 2021」に出場。加古川東高等学校 STEAM特講 地場産業PR班が全国 1 位となるオープンガバナンス総合賞を受賞したのをはじめ、4グループで計7つの賞を受賞した。
■市民や学生が地域課題の解決案を提出
「チャレンジ!!オープンガバナンス」は自治体が抱える地域課題に対し、自治体と市民や学生が協力し、課題解決案を出し、それをコンテスト形式で評価する。2021年度は全国 31 自治体から、45 の地域課題と関連データや情報が提示された。
■全41チームが審査対象に
それに対し、41チームが各自治体と連携しながら地域の課題解決に向けたアイデアを提出。そのうちファイナリスト11チーム、セミファイナリスト10チーム、ポスター展示20チームが審査対象となり、3月6日(日)に最終公開審査が行われた。
■加古川市が抱える課題の解決に向けて高校生らが提案
加古川市の地域課題として「加古川イチの伝統を誇る国包建具技術を未来へ!」、「認知機能の低下がみられる高齢者の見守り」、「ウェルピーポイントの歴史的遺産への応用」、「加古川市の空き家の学習室としての活用について」を提出。これら全ての課題に対し、兵庫大学現代ビジネス研究科院生1グループと兵庫県立加古川東高等学校生3グループより課題解決につながるアイデアが提案された。
■加古川市の高等学校や大学から提案された、すべてのアイデアが受賞
最終公開審査・表彰では加古川市のグループから提案された、すべてのアイデアが受賞するという快挙を達成。加古川東高等学校 STEAM特講 地場産業PR班はオープンガバナンス総合賞(全国1位)を獲得した。なお、アイデアの実現を目指して、改善アドバイスが4月に行われる。
<加古川市内の高等学校、大学の受賞>
【加古川東高等学校 STEAM特講 地場産業PR班 コメント】
自分達自身、学生賞と総合賞という大きな賞を2つもらえると思っていなかったので、実感がないですが、とても嬉しいです。この2つの賞は自分たちだけの力ではなくて、市の方々、NECの方々、アンケートを取った本校の生徒たち、たくさんの方に協力していただいて取れた賞であると思うので、これからも実現に向けて頑張っていきたいです。ありがとうございました。