オンライン学習サービス「スタディサプリ」は学校向け「スタディサプリ 小学講座」の算数において、「単元テスト」を追加した。これにより、教員は手間をかけずに児童の未定着部分を把握できる。また、「フォローアップ配信機能」と組み合わせて利用することで、単元テストのつまずき解消に向けた個別最適学習が可能となる。
■基礎知識学習、進路選択、非認知能力の育成など教員の業務をサポート
リクルートでは、基礎知識学習から進路選択、非認知能力の育成まで教員の業務をサポートし、児童生徒一人ひとりの可能性を切り開くことを目指し、「スタディサプリ」において様々なサービス・機能を提供してきた。
■小学校向けの単元テストを導入
2021年4月から中学・高校向けの「単元テスト」の提供を開始。今回、小学校でも個別最適学習のニーズが高かったことから、小学校現場に適した教材設計を行い、「単元テスト」の導入に至った。
■理解度を測り・理解し・フォローする
「単元テスト」は「フォローアップ配信機能」と組み合わせて利用することで、「単元テスト」の小問単位において、つまずきに連動した個別最適な課題を手間なく配信することが可能。これにより教員は単元ごとのサイクルで、理解度を測り・確認し・フォローするという一連の流れをシームレスに行うことができる。
■適切なタイミングで課題などを配信
また、児童は教員によって適切なタイミングで必要なテスト・課題が配信されるため、課題を消化しきれない状態にならずに苦手克服に取り組むことができる。「スタディサプリ」では機能・コンテンツ双方のアップデートを通じて、教員のさらなる指導効果の向上をサポートする。
<「単元テスト」概要>
対象科目:小学講座の算数
小問数:7~13 問程度
目安時間:5~10 分程度
【学校向け『スタディサプリ』について】
学校教育のサポートツール『スタディサプリ for TEACHERS』は、教員の“生徒一人ひとりに寄り添いたい”をICTでサポートするツールとして、全国の学校で活用されている。児童生徒の学習習熟度を『スタディサプリ 到達度テスト』で特定。“苦手克服課題”として、児童生徒一人ひとりに合わせたオンライン講義動画を配信し、宿題としてクラス全員に特定の講義や確認テストを配信することが可能となる。