未来の先生フォーラム実行委員会は「ICT×協働学習―協働的な学びを実現するための効果的なICTの活用方法とは?」を4月30日(土)にオンラインで開催。放送大学の中川一史教授、岡山県備前市立香登小学校の津下哲也教諭、青山学院中等部数学科の安藤昇講師の3氏を講師に迎えて講演やパネルディスカッションが行われる。
■協働的な学びにおいて効果的なICTの活用方法とは
文部科学省「教育の情報化に関する手引」には学校におけるICTを活用した学習場面について「一斉学習」「個別学習」「協働学習」について記載されている。思考力・判断力・表現力を育成するための協働的な学びにおいて、効果的なICTの活用方法にはどのような方法があるのか?
■教育現場の実践から、その答えを考える
この問いに対して、情報教育に関する学習環境やICT活用指導力育成など長年研究してきた放送大学の中川一史教授、実際に現場の教員としてICT活用を活用した授業実践と研究を進めてきた、岡山県備前市立香登小学校の津下哲也教諭、青山学院中等部数学科の安藤昇講師とともに考える。
<開催概要>
開催日時:2022年4月30日(土) 13:00~17:00
開催形態:オンライン(Zoom)
参加費:無料 ※振り返り会のみ1000円
参加申込:以下のWebから申し込む
<スケジュール>
13:00~14:00
基調講演:協働的な学びにおけるICT活用について
中川一史教授(放送大学)
14:10~14:40
講演:【小学校】『ねらい』を達成するためのICTの協働的な活用の実際
~Nice to have(あったらいいな)とMust have(なくてはならない)を考える~
津下哲也教諭(岡山県備前市立香登小学校)
14:50~15:20
講演:オンライン時代のICTを活用した教育に本当に必要なものは何か?人材・ツール
を現場からの実践から考える
安藤昇講師(青山学院中等部数学科)
15:30~16:20
パネルディスカッション:
協働的な学びを実現するための効果的なICTの活用方法とは?
中川一史先生×津下哲也先生×安藤昇先生
16:30~17:00
参加者振り返り会 ※参加振り返り会のみ有料
<登壇者紹介>
中川一史教授(放送大学)
1959年 北海道生まれ。横浜市の小学校教師、教育委員会、金沢大学教育学部教育実践総合センター助教授、独立行政法人メディア教育開発センター教授を経て 2009年より現職。専門領域はメディア教育、情報教育。主な研究テーマとしては、国語教育におけるメディア活用の研究、情報教育に関する学習環境の研究、ICT 活用指導力育成に関する研究、情報端末環境の教育利用の研究、思考ツールの活用の研究など。所属学会は、日本STEM教育学会(副会長)、日本教育メディア学会(理事)他。文部科学省:「デジタル教科書」の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン検討会議(座長代理)、 学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議(副座長)、NHK学校放送番組企画委員、国語と情報教育研究プロジェクト代表、D-project(一般社団法人デジタル表現研究会)会長、ICT夢コンテスト(一般社団法人 日本教育情報化振興会)審査委員長ほか、教育の情報化に係る多数の委員を歴任。2010年 情報化促進貢献で文部科学大臣賞を受賞。
津下哲也教諭(岡山県備前市立香登小学校)
1978年岡山県生まれ。岡山県在住。広島大学教育学部卒。放送大学大学院情報学プログラム修士課程修了。大学院にてAI型ドリル教材の教育的効果について研究。小学校教諭、中・高理科教諭免許所有。小学校教員歴19年。学力向上、情報教育担当。働き方改革。新卒の頃よりICT機器を活用した教育を実践研究。勤務の自治体でGIGAスクール構想に先駆け導入されていた1人1台環境でICTの活用を実践研究。小学校プログラミング教育、AI型ドリル教材、国語科学習者用デジタル教科書等の活用研究、市情報教育部会との連携提案、教育雑誌への原稿執筆、書籍寄稿、県内の学校や各種研究会、セミナー等での実践発表、講演多数。観光立国教育審査員特別賞、ICT夢コンテスト新人賞・優良賞等受賞。ICT CONNECT 21会員、Edtech WG、研修・遠隔・交流サブ部会メンバー。LINEみらい財団教育コミュニティ会員。趣味は旅行。特技は料理とドラム演奏。
安藤昇講師(青山学院中等部数学科)
Microsoft Innovative Educator Fellow2021-22。都内にプラスタジオを持ち、映像クリエイターとしても活動している。Huluにて配信中の「めざせ! プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合~」(出演:郡司恭子、若旦那、イコールラブ、ノットイコールミー)ではプログラミング講師として出演中。