U-22プログラミング・コンテストは、プログラミング技術を活用して、自分たちのアイデアを形にした、オリジナルのアプリケーションやサービスを評価するコンテスト。通算43回目となる「U-22 プログラミング・コンテスト2022」の公式Webサイトがオープンし、2022年度の応募要項が発表された。
■求められる「主体的・対話的で深い学び」
4月から高校で「情報Ⅰ」がスタートし、2025年には大学の共通テストに「情報」が加わる。新しい時代に求められる資質・能力には「主体的・対話的で深い学び」が必要とされているように、机上の与えられた知識だけではなく、身の回りの情報を整理し、考察し、新たな糸口を見出すといったプロセスも自分の力で行うことが求められている。
■受賞者には自らの成長を促すためのステップアップの道も整備
U-22プログラミング・コンテストは「プログラミング」技術を活用して、自分たちのアイデアを形にした、オリジナルのアプリケーションやサービスを評価するコンテスト。受賞者には副賞だけでなく、IPA未踏事業への推薦をはじめ、自らの成長を促すためのステップアップの道も整備している。
■U-22キービジュアルコンテストも併催
今回、新たに募集ジャンルに「アート」を追加し、「プログラミング」の新たな可能性・広がりに期待が集まる。また、新たな試みとして2023年のキービジュアルを募集する「U-22キービジュアルコンテスト」を併催。プログラミング以外でもU-22世代のクリエイターが世に発信できる機会が増えた。
<U-22プログラミング・コンテスト2022開催スケジュール(予定)>
応募要項発表/Webサイト公開:4月1日(金)
応募受付期間:7月1日(金)~8月31日(水)
最終審査会・結果発表・表彰式:11月27日(日)(※ライブ配信予定)
<U-22プログラミング・コンテスト2022 概要>
参加資格:22歳以下(2000年4月2日生まれ以降)の人
※チームの場合も参加資格は原則上記の通り。但し、チームの代表者が22歳以下で、
メンバーの半数以上が22歳以下で構成されている場合は、同一学校に所属する学生
限定で30歳未満もメンバーの一員として参加することを許容する。
募集作品:未応募(他のコンテスト含む)のオリジナル作品
※未応募とは、U-22プログラミング・コンテスト2022最終審査会よりも前のコンテ
ストで応募歴のない作品。但し、大幅な改変のある作品に限り、応募を可能とし、
その評価は審査委員に一任する。なお、学園祭をはじめとする学校内等に限定された
クローズな大会は未応募として取り扱うほか、オンライン上の公開有無は問わない。
<経済産業大臣賞受賞特典の一例>
スキルアップ:運営事務局を置く一般社団法人ソフトウェア協会のエンジニア向け
セミナーに期間限定で招待する。
開発支援:IPA未踏事業に推薦が可能。そのほか、U-22プログラミング・コンテストと
連携する各種プロジェクトの有益な情報を届ける。
活動支援:作品に対するフィードバックはもちろん、経営者や起業家たちの目線に
止まれば、製品・サービス化に向けた支援が受けられる可能性もある。また、起業
相談等も可能。
コミュニティ参加:U-22の過去参加者によるAlumniへ登録が可能。SNS上では開発に
関する相談もできる。また、翌年以降の最終審査会にも招待する。