富士ソフトは学研塾ホールディングスおよび学研メソッドとの共同実証結果に基づき、アバターで通う、バーチャル教育空間「FAMcampus(ファムキャンパス)」を開発、4月1日(金)より提供を開始する。
■個々の生徒への丁寧な指導や助言が行えないことがオンライン学習の課題に
子供たちの学び方が多様化し、教育現場ではオンライン学習が一般的なものとなってきたが、オンライン学習環境の多くは個々の生徒への丁寧な指導や助言が行えず、学習意欲や競争心の低下が課題の1つとなっていた。
■指導形態に応じて用意されたフロアにログイン
FAMcampusでは、生徒はバーチャル空間上に再現した教育空間にアバターとして通う。集合授業型や個別指導型など、指導形態に応じて用意されたフロアにログイン。教員や仲間の存在を感じながら、日々の授業や自習といった学習活動に取り組む。
■仲間から刺激を受けることで学習意欲が高まる
学習に励む仲間の存在から生徒自身が刺激を受けることにより、学習意欲や競争心の向上につながる。また、アバター同士をぶつけるだけで会話(ビデオ通話)ができるため、教員や仲間とのコミュニケーションをスムーズに取ることができる。
<FAMcampus(ファムキャンパス)概要>
提供開始日:2022年4月1日(金)
価格:オープン(初期費用、ライセンス料、オプション)
販売店:学研メソッド(2022年4月予定)
製品仕様:
・端末:PC(カメラ、マイク付き)
・メモ:4GB以上推奨(空き 2GB以上)
・OS:Windows 10(最新バージョン)
・ブラウザ:Google Chrome
・アバター数:1フロア最大150人 ※フロア追加可
主な機能:
・授業(外部Web会議システム連携)
・サインインアウト時刻の表示
・画面共有
・資料共有
・ホワイトボード共有
・メモ(チャット)