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2022年度より高校生の家庭科でスタートする「資産形成」授業についてアンケート調査

2022年3月27日

リクルートが提供する進路情報メディア「スタディサプリ進路」は高校1、2年生500人と、高校1、2年生の子供がいる保護者310人を対象に、2022年度から高等学校の家庭科で始まる「資産形成」の授業に関するアンケート調査を実施した。

 


■65%の生徒が投資に関する授業が楽しみ

「資産形成」の中でも身近な内容となる「投資」の授業ついて高校生に聞いたところ65.2%は「楽しみ」と回答。さらに、投資に関する印象を聞くと、1位は「難しそう」の60.0%となる一方、4位「楽しそう」29.4%、5位「勉強になりそう」29.2%など、期待する回答も多く見られた。

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■お金の話は「月1回程度」しているが、18%は「お金の話はしない」も

高校生の子供のいる保護者に「家庭の中でどの程度お金に関する会話をしているか」を聞いたところ、1位は「月1回程度」29.0%で、一般的なお小遣いのタイミングと連動していたが、2 位は「お金の話はしない」18.1%という結果になった。


■子供に投資について聞かれても約4割の保護者が説明できず

また、保護者に子供から「投資って何?」と聞かれた際、どの程度説明できるのかを聞いたところ、約 4 割が「説明できない」と回答していることから、お金の話が家庭で行われないのは、大人が明確に答えられないことと関係していると考えられる。


<スタディサプリ進路ブック 仲井美夏編集長 コメント>

高校生は「投資は難しそう」としつつも、新たな授業の導入は「楽しみ」とどちらも半数以上が回答。保護者はまた別の感情もあったようで、授業導入を「良いと思う」と約 7 割が回答していました。ただ、日常的な家庭でのお金の会話は「月に1回」が1位と、決して多いとは言えず、「日本人は一般的にお金の話をすることを嫌がる」(49 /男性)、「お金のことは誰も教えてくれなかった」(48 /男性)と答えた方もいました。家庭の収支の話はハードルが高くとも、高校生、保護者共に興味津々な「資産形成」という切り口が、家庭内に新たなコミュニケーションと知識の循環を生み出し「タブーなお金の話」を打破するきっかけにもなると考えています。

 


<アンケート概要>

調査時期:

2022210()214()

②2022年217()218()

調査方法:インターネットリサーチ

調査対象:

①全国高校1年生・2年生男女(『スタディサプリ進路』の高校生エディター/公式

LINE登録者)、

②高校1年生・2年生の子供がいる保護者男女(マクロミルの登録モニター)

有効回答数:500(男子161件、女子339)②310(男性155件、女性155)

 

#高校生なう『「投資」の授業どう思う?難しい印象が多数も高校生の7割が「授業が楽しみ!」』

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