paiza(パイザ)は学校向けに無料で提供している「paizaラーニング 学校フリーパス」について、新たに高等学校の必修科目として2022年度から順次導入される「情報Ⅰ」、および大学入学共通テストの「情報」への対応を開始する。
■「paizaラーニング」の全機能を学校向けに無料で提供
「paizaラーニング 学校フリーパス」は初学者向け動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全機能を学校向けに無料で提供する。今回のアップデートは「paizaラーニング」にも同様に適応される。
■情報Ⅰの4項目のうち3項目に対応
「情報Ⅰ」の学習内容は、①情報社会の問題解決、②コミュニケーションと情報デザイン、③コンピュータとプログラミング、④情報通信ネットワークとデータの活用の4項目からなる。「paizaラーニング 学校フリーパス」では②~④の内容に対応しているコンテンツをすでに有している。
■Pythonを使って「情報Ⅰ」の内容を学習
今回、「情報I」の各項目とpaizaラーニング対応コンテンツを紐づけ、Pythonを使って「情報Ⅰ」の内容を学習できるカリキュラムを公開する。人気の高いプログラミング言語であるPythonを使い、実際にプログラミングをしたり練習問題を解いたりしながら「情報Ⅰ」の内容を学ぶことができる。
■大学入学共通テストの「情報」にも対応
2024年度実施の大学入学共通テストから「情報」を必須科目の一つにする方針が決定している。「情報」は「情報Ⅰ」が出題範囲のため、「情報Ⅰストーリー(Python)」は「情報」の試験対策にも活用できる。今後は、大学入学共通テストの「情報」に対応した試験対策講座の新設も予定している。
■カリキュラム「情報Ⅰストーリー(Python)」をSTEP順に学習
「paizaラーニング 学校フリーパス」ではカリキュラム「情報Ⅰストーリー(Python)」をSTEP順に学習。これにより「コミュニケーションと情報デザイン」における「情報デザイン」、Python3を使用しての「コンピュータとプログラミング」における「基本的プログラム」「応用的プログラム」などについて理解し、それらを使用したコードが書けるようになる。
<「paizaラーニング 学校フリーパス」とは>
「paizaラーニング 学校フリーパス」は 初学者向け動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全170レッスン、1450学習動画、2650問の演習課題を小・中・高・大学・専門学校向けにすべて無料で提供する。受講者は6段階で評価される「paizaスキルチェック」の結果をもとに自身のスキル・能力にあった学習ができる。