ターンイットイン(Turnitin)のデジタル採点 Gradescope(グレードスコープ)は、2021年9月のパイロット版を経て、日本語正式版の提供を開始。英語、スペイン語、韓国語、トルコ語に加え、日本語の正式版をリリースする。
■オンライン課題でも作成・採点・管理が可能
Gradescopeの学習評価プラットフォームは紙ベースのみならず、オンラインの課題やソースコードの課題でも、作成・採点・管理が可能。対面授業、オンライン授業、ハイブリッド型学習など様々な科目と問題形式に対応している。
■採点にかかる時間を大幅に短縮
Gradescopeの導入により、教員は採点にかかる時間を大幅に短縮できる。採点における公平性を保つために、学生の氏名等を非表示にして採点を行う機能を備えている。学習評価のプラットフォームとして独立しているため、既存のLMS(学習管理システム)と連携することで、過去の課題も使用でき、新たな問題を作成することも可能となる。
<同志社大学 文化情報学部 深川大路助教コメント>
Gradescopeを利用することで、課題の採点と学生へのフィードバックにおける負担が減り、研究をはじめその他の業務に費やせる時間が増えた。コロナ禍により利用し始めたGradescopeは、豊富な課題形式に対応しており、授業形態が対面かオンラインかにかかわらず強力なツールであると確信している。もともと優れたインタフェースで直感的な操作が可能だが、日本語化されたことで、さらに幅広い利用者が負担なく利用できるようになることを嬉しく思う。