荒川区立第一日暮里小学校(東京都)はテストの採点業務の削減に向けて「EdLogクリップ採点支援システムひまわりエディション」を導入。その導入事例がEdLogと業務提携する光文書院のサイトに公開された。
■採点業務の分業で負担を軽減
第一日暮里小学校では、これまで一人で背負っていた採点業務を「EdLogクリップ採点支援システムひまわりエディション」を導入したことにより、「一人で無理してやらなくてもよいんだ」と思うことができるようになり、教員の負担が削減。気軽にテストを実施できるようになった。同校はSSS(スクール・サポート・スタッフ)の教員がいるため、分業がしやすい体制も整っている。
■正答率が一覧から分かり、児童の理解度が把握できる
問題の串刺し採点ができるため、正答率が低い問題が一覧ですぐに確認できる。これにより教員にとっては「自分の指導が良くなかったかな」とすぐに振り返ることができ、問題ごとの児童の理解度もすぐに把握できる。一覧の中で間違っている児童を見つけるだけなので、1枚ずつめくる分の時間を短縮できる。
■専科の教員と担任の成績状況の共有がスムーズに
ひまわり先生を併用することで、担任の教員にテストの結果を伝える時には、ひまわり先生から出力できる観点別に集計されたデータを活用。ひまわり先生に移行してからは転記する手間がかからず、より見やすいデータがあることで、担任とのコミュニケーションもとりやすくなった。
<「EdLogクリップ採点支援システム ひまわりエディション」とは>
PCを使用した単元テストの採点支援システム。スキャンした児童の解答用紙をPCへ取り込むことで、串刺し採点方式による効率的な採点ができ、テスト採点時間の削減、及び採点基準のブレや見落としの軽減に加え、児童の見取りや得点集計まで一貫して行うことができる。また、GIGAスクール構想で整備されることの多いGoogle Classroomを経由したオンラインでのテスト返却にも対応。印刷コスト削減、GIGA端末の利活用にも繋がる。
①総合評価支援システム「ひまわり先生」との併用で、さらに便利に
EdLogで採点後のデータをひまわり先生へ取り込むことで、集計作業におこりがちな計算および転記ミスを減らす。また、多くの自治体で導入している各校務支援システムへもデータ連携しやすい仕様になっている。
②児童別復習プリント「ひまわりプリント」出力が可能
ひまわり先生と連携することで、テストの得点によって児童個々の習熟度に応じた3段階の復習プリントが出力できる。自習や宿題に使用でき、個に応じた指導に役立てることができる。