THKとリバネスは体験型教材「THKものづくり探究教材」を独自に開発。全国の中学校・高等学校を対象に無償トライアル校30校を4月28日(木)まで募集する。
■ものづくり人材の不足が深刻な課題に
少子高齢化が進むなか、工学部出身者の減少傾向は年々進んでおり、ものづくり人材の不足は深刻な問題となっている。一方、教育現場では学習指導要領の改訂に伴い、「主体的・対話的で深い学び」に重きが置かれ、答えのない課題に対して向き合う力を育成する方法が模索されている。
■創立50周年を機に「THK共育プロジェクト」を推進
THKとリバネスは2021年4月10日にTHKが創立50周年を迎えることを機に、持続的な創造開発型人財の育成を目的に「THK共育プロジェクト」を進めてきた。本プロジェクトでは、ものづくりに取り組む小中高生への研究助成と研究サポートを行う「サイエンスキャッスル研究費THKものづくり0.賞」を通じて、これまで50校の小中高生のものづくりを後押ししてきた。
■次世代のエンジニア育成に向けて「THKものづくり探究教材」を開発
また、THK社員自らがものづくりの楽しさを伝える「ものづくり出前授業」の実施を通じて、延べ720人の中学生にものづくりの魅力を届けてきた。さらに、持続的に次世代のエンジニアの仲間を増やしていくため“課題解決型のものづくり”をキーワードとして、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を開発した。
■設計~プログラミングの一連の作業で本格的なものづくりを学ぶ
「THKものづくり探究教材」は設計・組立て・プログラミングを通して本格的なものづくりを学び、チームで協力しながら試行錯誤を繰り返して課題を解決していく楽しさ・難しさを実感できるオリジナル教材。3月2日より本教材を授業や部活動等で活用する無償トライアル校の募集を、Webサイト「ものづくり0.(ゼロドット)」から開始した。
<「THKものづくり探究教材」の特長>
・学習指導要領に沿った教材内容で授業のカリキュラムに沿って、主体的・対話的で
深い学びを体験できる
・生徒同士がチームワークを発揮しながら身近な事例の課題解決に取り組み、授業を
通してものづくりの楽しさも体験できる
・プロのエンジニアが議論し合いながら、開発した教材であり、ものづくりの醍醐味を
実感できる
<無償トライアル概要>
募集期間:2022年3月2日(水)~4月28日(木)
主な対象と活用方法:中学校技術科の授業、中学校・高等学校の部活動、高等学校の
理数探究の授業
校数:無償トライアル30校を募集。※希望が多い場合は選考とする
応募申込:以下のWebの「教材を申し込む」から申し込む