岩手県一関市立花泉中学校の奥田昌夫教諭は、ローソンの商品データや画像を活用したプログラミング教材「コンビニ特設サイトを作ろう」を公開した。
■商品データを使ってコンビニ特設サイトを作成
プログラミング教材「コンビニ特設サイトを作ろう」は、奥田教諭が作成したウェブサイトを作ろう2「ねそプロ2」を利用。ローソンからサイトで使用する商品データと画像の利用について、2022年3月~7月の期間限定の許可を受けて作成されている。
■実際の販売を想定してプログラミングに挑戦
「コンビニ特設サイトを作ろう」ではローソンの商品リストの中から選んで仮想ショッピングサイトを作成。注文数の上限を設定したり、注文数がマイナスにならないようにするなど、実際のコンビニを想定してScratchのようにブロックでプログラミングを組んでいく。
■友達と買い物ごっこも楽しめる
カートボタンで買い物ができるようになったらサイトは完成。仮想ショッピングサイトでは、友達と買い物ごっこを楽しむことができ、売上ランキングも表示できる。お互いの工夫した点などを比べることもできる。
<場面状況の説明(中学校卒業1年後ぐらいを想定)>
ボクは、高校生。初めてのバイトとして、このコンビニで働いている。
レジの使いかた、商品の補充、店内の清掃を店長に教えてもらった。
はじめはやり方がわからず混乱したときもあったけど、だんだん慣れきて、
「いらっしゃいませ」と、笑顔でお客さんと対応できるようになってきた。
そんなある日、バイトの終わり間際に、
「次の特設サイト、きみに任せるよ」
と店長に言われた時には、少し驚いた。
「商品は決まっているから、どれをメインにするか選んで、タイトルつけて」
と言って、次の特設で展示する商品リストを渡してくれた。
ボクは、店長から任せられたことを少しうれしく思い、
「はい、中高生の視点で選んでみます!」
と答えて、そのリストを受け取った。
さあ、どの商品を選んでプログラミングしようか…
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