SDGs教材シリーズ “「世界の子ども権利かるた」-みんなで知ろう! わたしたちのチャイルドライツ-”が3月11日(金)に合同出版から全国の書店で発売される。
■文京学院大学の甲斐田教授が監修
「世界の子ども権利かるた」は文京学院大学 外国語学部の甲斐田万智子教授が監修。同大学外国語学部3年生6名が認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)のインターンとして制作した。
■子供の権利について伝えたいことをかるたに込めて
制作の過程では、川崎市にある「子ども夢パーク内 フリースペースえん」の子供もたちから意見を聞き、「子どもの権利条約フォーラム2021inかわさき」でワークショップを実施。何度もチームで推敲を重ね、日本で暮らす子供たちへ自分の権利のことと世界の子どもの権利について伝えたいメッセージをかるたに込めた。
<制作に携わった学生コメント>
私たち、甲斐田万智子ゼミ所属の学生6名は、かるたの読み札作成にあたり、子供たちの視点で考えるということに重点をおきました。子供たちや職員の方など、様々な人に支えられた結果、みんなの想いが詰まったかるたになりました。この経験を通じて、子供たちが抱えている問題は小さく思えるものでも見逃してはいけないこと、子どもの声に耳を傾け、共に変化していかなければならないということを学びました。そのために、このかるたを通して子供の権利が少しでも浸透することを願っています。
<監修:外国語学部 甲斐田万智子教授 プロフィール、コメント>
文京学院大学 外国語学部教授、認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)代表理事。日本ユニセフ協会勤務後、ブータン、インドに滞在し、後にシーライツに入職。カンボジアで児童労働・人身売買防止事業に従事。
【コメント】
SDGs(持続可能な開発目標)では、誰ひとり取り残さないというスローガンを掲げていますが、特にマイノリティの子供たちは、その声を十分に聞いてもらえていないかもしれません。どの子供もつらいとき、嫌な思いをしたときに1人で悩まずに「助けて」「ノー」と言えることを子どもの権利かるたを通じて知ってほしいという願いをこめて作りました。また、世界には働かなくてはならない子どもや路上で生活している子どもがいることも伝えています。学生たちは、子どもたちの声を聴きながら、悩みながら思いをこめて読み札を作っていました。学んだことを社会に出てからも活かしてくれると思います。
【商品情報】
タイトル:SDGs教材シリーズ「世界の子ども権利かるた」みんなで知ろう!
わたしたちのチャイルドライツ
発売日:2022年3月11日(金)
定価:3,400円(税抜)
監修者:甲斐田万智子(本学 外国語学部教授)
制作:認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)インターン6名
(外国語学部3年生 石川琳、岡田早悠里、栗原麻衣、鈴木裕奈、山地茉佑奈、渡部咲)
イラスト:水乃みのる
協力:
西野博之(認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)
フリースペースえんのスタッフと子どもたち
千葉大学大学院社会科学研究院 小川玲子ゼミ生
文京区のさきちゃんちでつながった子どもとおとなたち
田中恭子(国立成育医療研究センター こころの診療部診療部長)
発行:合同出版株式会社
初版部数:3,000セット
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