オンライン学習サービス「スタディサプリ」は、教員向け管理プラットフォームである「スタディサプリ for TEACHERS」に、児童生徒の学習理解度を網羅的に可視化できる機能を追加した。
■教員の業務をサポートするためスタディアプリに様々な機能を提供
これまでリクルートでは、基礎知識学習から進路選択、非認知能力の育成まで教員の業務をサポートし、生徒一人ひとりの可能性を切り拓くことを目指し、「スタディサプリ」に様々なサービス・機能を提供してきた。
■「理解度一覧」機能で生徒のつまずきが可視化
今回の「理解度一覧」機能の追加により、教員の学習指導における「はかる(理解度測定)」・「わかる(理解度把握)」・「いかす(事後フォロー)」といった各ステップのうち「わかる」の部分において、生徒のつまずきがいつでも網羅的に可視化されることで、指導サイクルのさらなる高速化を実現する。
■理解度一覧機能で確認テストの最新の結果を講義ごとに確認
スタディサプリの「確認テスト」は1つの講義分(おおよそ 2~3 の授業分)の学習の理解度を測定することができる。「理解度一覧」は「確認テスト」の最新の結果を講義ごとに網羅的に確認できる機能となる。
■教員は生徒の確認テストの結果を生徒単位で確認
例えば、宿題として配信した「確認テスト」を生徒が解答すると、結果が自動で採点され管理画面に連携される。その結果を教員はクラス単位だけでなく、生徒単位でも確認でき、正答率分布を10%刻みのヒストグラムで直感的に把握できる。
■フォローアップが必要な生徒は追加で対応講義を配信
また、つまずき対象・内容を確認の上、フォローアップが必要な生徒には、理解度一覧の画面から追加で対応講義を配信することも可能。講義ごとの理解度を網羅的に可視化することで、教員はフォローすべき内容・対象の優先度を判断できるようになり、個別最適な学習指導を手間なく・高速で回すことができる。
<『スタディサプリ for TEACHERS』について>
「スタディサプリ for TEACHERS」は、教員の“生徒一人ひとりに寄り添いたい“をICTでサポートするツールとして、全国の高等学校で活用されている。生徒の学習習熟度を『スタディサプリ 到達度テスト』で特定し、“苦手克服課題”として、生徒一人ひとりに合わせたオンライン講義動画を配信し、“宿題”としてクラス全員に特定の講義や確認テストを配信することが可能となる。