愛知県豊橋では高校生を対象に「豊橋市高校生SDGsチャレンジ活動」を実施。2021年7月1日から10月31日までの募集期間で、666人の高校生から応募総数331件の取組報告が寄せられた。今回はその中から2つの取組を紹介する。
■バスケットボール選手とコラボしたポスターを製作
今回、高校生が製作したポスターが豊橋市SDGs推進パートナーであるフェニックスの目に留まり、バスケットボール選手とコラボしたポスターが製作された。高校生の身近な課題を解決したいとの想いが社会を動かし、ポスターが完成した。
<アクション事例1>
フードバンクボランティア
【解決したい地域の課題】
食べ物に困る人をなくしたい、食品ロスを削減したい。
【活動の内容】
文化祭の前日と当日にPTAと協力し、段ボール12箱分もの食品や日用品を回収し、
フードバンク事業実施団体へ提供した。
【目指す将来の姿】
食べ物に困っている人に食べ物を届け、企業や福祉団体などと協力し食品ロスを
減らす。そして、もったいないと言いつつ食品を捨てることや、仕方がないと言って
諦めることのない将来を目指したい。
【SDGsの該当するゴール】
ゴール2:飢餓をゼロに
ゴール3:すべての人に健康と福祉を
ゴール12:つくる責任 つかう責任
<アクション事例2>
もっと利用しやすい体育館を
【解決したい地域の課題】
市内に多くの体育館があるのに、あまり市民の方には知られていない。
【活動の内容】
市内の各体育館について開館時間や休館日、場所、活動可能なスポーツなどを
まとめた。どこにどんな体育館があるのかを一目で分かるように工夫し、市内の
地図を製作した。
【目指す将来の姿】
今回の活動を通して体育館の利用者数を増加させ、市内の活性化につなげたい。
【SDGsの該当するゴール】
ゴール11:住み続けられるまちづくりを
※その他の「高校生SDGsチャレンジ」の取組は豊橋市ホームページに掲載。