デジタル教材「Libry」と紙の教材を比較した場合、約7割がデジタル教材の方が優位、もしくは紙の教材と同等と回答していることが愛媛県立松山南高等学校の生徒に実施した調査から明らかとなった。
■「デジタル教材の学習効果に関するアンケート調査」を実施
Libryはデジタル教材「Libry(リブリー)」を導入している愛媛県立松山南高等学校の「生物基礎」を選択する1年生と2年生の生徒を対象に実施した「デジタル教材の学習効果に関するアンケート調査」の結果を公表した。
■3教科6科目でLibryを活用
松山南高等学校では、2020年から「自学自習の効率化」を主目的として、理科「地学」を皮切りにLibryを導入。その後、数学、英語、理科〔化学・生物・物理・地学〕の3教科6科目でLibryを活用している。
■デジタル教材の方が学習効果の高さを感じる
理科の学習(演習)をする上で、デジタル教材「Libry」と他の書籍の問題集と比べてどちらの方が学習効果が高いと感じるかを調査したところ、2年生の80%がポジティブな回答(Libryの方が学習効果が高い56%、どちらでも同じ24%)、1年生の71%がポジティブな回答(Libryの方が学習効果が高い42%、どちらでも同じ29%)をしている。
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<生徒のコメント>
・回答時間や正答率がわかって、理解しているかどうかがわかりやすい(1年生)
・参考書は持ち運びが不便だがリブリーはデバイスがあればどこでも使用できる(2年生)
・解答解説がすぐ下についているから効率よく答え合わせができる(2年生)
■デジタル教材の独自機能が定期考査で9割の生徒が効果があったと回答
デジタル教材の独自機能を活用した学習方法に関して、Libryでは単元ごとに問題が配信されるが、これまでの定期考査の勉強において効果があったかを調査したところ、9割以上の生徒が「大変効果があった」「ある程度効果があった」と回答している。
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<Libry活用オンラインセミナー>
Libryでは今回のアンケート調査に協力した松山南高等学校の若山教諭も登壇するWEBセミナーを開催する。Libryを活用した指導実践など、新学期からの授業に役立つ内容となる。
3月18日(金)17:00〜18:00 【化学】広島県立尾道北高校 森信祐希教諭
3月19日(土)17:00〜18:00【生物】愛媛県立松山南高等学校 若山勇太教諭
3月24日(木)17:00〜18:00【数学】明治学院東村山高等学校 数学科 安井有介教諭
3月25日(金)17:00〜18:00 【数学】岡山県立瀬戸高等学校 山片大典教諭
3月26日(土)17:00~18:00 【物理】神奈川大学附属中・高等学校 佐藤克行教諭
※申込みは以下のWebから