人間やロボットボイス、動物などの歌声を演奏できる!カシオ計算機は、電子キーボード「Casiotone(カシオトーン)」の新製品として、新感覚の電子キーボード「CT-S1000V」と「CT-S500」を3月1日(火)に発売する。
■鍵盤で歌声を演奏できる電子キーボード
『CT-S1000V』は特別な演奏スキルや細かい調整を必要とせず、鍵盤で歌声を演奏できる新感覚の電子キーボードとなる。新開発の音源技術“Vocal Synthesis”の搭載により、歌詞の情報とボーカル音色を組み合わせて作った人間やロボットボイス、動物などの歌声を演奏できる。
■従来は難しかった人間の歌声を再現
“Vocal Synthesis”は楽器で歌声を作り出す、カシオ計算機独自の音源技術。人間の歌声は従来の音源技術では再現が難しいとされていた。膨大な歌声のデータを基に歌い方をシミュレーションし歌詞のフレーズを生成、声色のデータと掛け合わせることで、滑らかな人間の歌声を生み出すことを実現した。
■あらかじめ設定した歌詞フレーズを音程やハーモニーに合わせて演奏
『CT-S1000V』は鍵盤を押すたびに音節ごとに歌詞を発音する演奏方法だけでなく、あらかじめ設定した歌詞フレーズを、鍵盤演奏の音程やハーモニーに合わせて自動的に歌わせる演奏方法も可能。
■直感的な音楽表現や楽曲制作も可能
これにより、歌詞と演奏にずれが生じず、歌詞に縛られない自由な演奏を実現。加えて、各音節のつながりがスムーズになり、メロディを口ずさむような感覚で直観的に音楽表現や楽曲制作も行える。
■100種類のフレーズを内蔵
100種類の歌詞のフレーズを本体に内蔵しているほか、専用アプリ「Lyric Creator(リリック クリエイター)」上で、オリジナルの歌詞の作成や詳細な発音の編集などができる。
■外部スピーカーと接続可能な『CT-S500』も発売
練習から本番まで1台で完結したいキーボーディストに向けて『CT-S500』も併せて発売される。内蔵スピーカーと水平型バスレフ機構によるパワフルな重低音を備え、外部スピーカーとの接続も可能となっている。