芝浦工業大学と追手門学院大学は「大学におけるDX推進シンポジウム」を3月8日(火)にオンラインで開催する。
■文科省から採択を受けた事業の集大成を公開
両大学は文部科学省「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン(Plus-DX)」事業に採択されたことを受け、大学におけるDX推進による教育改革に取り組んできた。同事業の集大成としてシンポジウムを共同で開催し、成果報告や両大学が導入したシステムの事例を紹介する。
■ICTを活用した最先端の教育現場の事例を紹介
両大学は同事業に採択されたことを受け、コロナ前から進めていたデジタル技術とICTによる教育改革は、さらに加速した。シンポジウムでは両大学の副学長らによるDXの進捗報告に合わせ、ICTを活用した最先端の教育現場の事例が紹介される。
<芝浦工業大学の取組概要>
「“学生の学びの心に火をともす”ラーニングアナリティクスによる教育改革」
2027年の創立100周年へ向けた5つの取組「Centennial SIT Action」。その一つ「理工学教育日本一(教育)」において、アップグレードした学修支援システムや教室に設置したデバイスから、「学修ログ」をデータストアで統合的に記録・管理。その膨大な教育ビッグデータを蓄積、分析・活用し、エビデンスベースの教学マネジメント(大学全体・学位プログラム・授業科目の各レベル)をより強化する。
<追手門学院大学の取組概要>
「統合プラットフォーム構築とAI―ティーチングアシスタントの導入による学修者本位の教育の実現~OIDAI WIL Plus MATCHによる教育の高度化~」
各学習支援システムで蓄積された学修ログを統合し、AI解析により学修成果を可視化することで、学生個人に最適な教育を提供する環境を構築する。それにより、追手門学院大学独自の「行動して学び、学びながら行動する」学修スタイルと、ICT等を活用し教育効果を最大化する教育手法を高度化し、学修者である学生本位の教育を推進する。
<開催概要>
開催日時:2022年3月8日(火) 13:00~15:00
形式:Zoomによるオンライン開催
共催:芝浦工業大学、追手門学院大学
協力:株式会社内田洋行
対象:誰でも参加可能
定員:100人
参加費:無料
参加申込:以下のWebから参加を申し込む
申込締切:2022年3月4日(金) 17:00
※定員に達した場合、締切前に申込みサイトを閉鎖する場合がある。
<プログラム>
・芝浦工業大学成果報告
芝浦工業大学 副学長 渡部英二氏
芝浦工業大学 学事本部 次長 鈴木洋氏
・追手門学院大学成果報告
追手門学院大学 副学長 金政祐司氏
・各大学導入システムの事例紹介
「BookRoll」
芝浦工業大学教育イノベーション推進センター IR部門長 角田和巳教授
「Hylable」
ハイラブル 代表取締役 水本武志氏
追手門学院大学 基盤教育機構 田上正範特任准教授