東京学芸大学では、教育者について考えるシンポジウム「変わる・変える、教師像-誰でも、誰とでもの動き 加速!-」を2月26日(土)にオンラインで開催する。
■教員のあり方が変わる中、あらためて教員の魅力を知る
地域や企業とともに子供たちを育てることが広がり「社会に開かれた学校」の動きが加速する中、教員のあり方が大きく変わろうとしている。教育現場の働き方改革も不可欠である一方、あらためて教員の魅力を再認識し、社会人から教員や教育支援スタッフとして活躍する人も増えている。
■子供にとって教員は人生を変える魅力的な職業
子供たちにとって先生との出会いはかけがえのない、時には人生を導く一言を与えてくれる大切な存在にもなる。また教師・教育支援職は、子供と一緒に育つことができる豊かで魅力的な職業となる。
■未来の教員像をともに考える
今回のシンポジウムでは教員像の今を知り、OECDと日本の共同研究でもキーワードになっている、過去を超え、常識を超え、国境を超えて、未来の教員像をともに考える。
<開催概要>
開催日時:2022年2月26日(土) 13:30~16:00 (13:00開場)
開催形式:オンライン(Zoom)
定員:先着500人
参加費:無料
申込締切:2022年2月20日(日)
※2月20日以降も応募可能。
参加申込:以下のQRコードから申し込む
<プログラム>
13:00 開場
13:30 開会
<挨拶>東京学芸大学 理事・副学長(研究・社会連携担当) 松田恵示氏
13:35 第1部 教育人材リカレント養成・マッチングプログラム事業
〈報告・パネルディスカッション〉
テーマ「多様なキャリアを生かして教育を変えよう」
東京学芸大学は「認定特定非営利活動法人Teach For Japan」との協働により、
教育分野での活躍を目指している人を対象に、これからの時代に求められる教育人材
としての専門的な資質・能力を育み、雇用創出を支援するプログラムを開講。
今後求められる教育人材について考える。
【動画出演】
・2021年度教育人材リカレント養成・マッチングプログラム事業 修了生
・東京学芸大学附属竹早小学校 佐藤洋平副校長
・中央区立阪本小学校 小川優校長
【パネリスト】
・品川区教育委員会 中島豊教育長
・認定特定非営利活動法人Teach For Japan 代表理事 中原健聡氏
・2021年度教育人材リカレント養成・マッチングプログラム事業 修了生/
Group Manager, Digital Account Management Group1, Novartis Pharma Japan
興村修氏
14:30 第2部 未来の学校みんなで創ろう。PROJECT
〈報告・パネルディスカッション〉
テーマ「学校を共創空間にするためには?」
東京学芸大学、附属学校(竹早地区)の現場教員と企業、教育委員会の連携により、
Society5.0に向けた新しい学校システム創りに挑戦している。誰もが
「好きに、挑む」ことができる未来の学校モデルの開発に挑戦することがテーマ。
この取組を通じて日本の既存の「学校像」を抜本的に変革していく。学校内に
コワーキングスペースを設置する試みについて紹介し、どのようにすれば学校を
共創空間にできるかについて実際に共創空間を運営している人を交えて議論する。
【パネリスト】
・三菱地所エリアマネジメント企画部マネージャー/エコッツェリア協
3×3LabFuture 館長 神田主税氏
・東京学芸大学附属竹早中学校 杉坂洋輔教諭
・東京学芸大学附属竹早小学校 山田剛史教諭
・コクヨ ファニチャー事業本部 TCM本部 TCMマーケティング部 マーケティングG
齋田清隆氏
・Preferred Networks 上條圭太郎氏
15:25 第3部 ワークショップ〈グループディスカッション〉
テーマ「先生やってんねんけど、なんでやねん!」「こんな先生イイネ!」「先生の悩み
聞いちゃるわ」―未来の教師像を考えるディスカッション―
少人数に分かれてディスカッションする。各グループには「場づくりメーカー」がつく。
〈総括〉東京学芸大学 学長補佐 萬羽郁子氏
16:00 閉会