東京・江東区の日本科学未来館は過去最大規模となる多彩なロボットを紹介する特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」を3月18日から8月31日まで開催する。
■ロボットとどう向き合っていくのか
本展では過去最大規模となる多彩なロボットを紹介しつつ、「人間とはなにか?」 を来場者とともに考える。ロボットなど科学技術とどう向き合うのか、どのような未来を描くのか、多数のロボットを見たりふれたりインタラクティブな仕掛けを体験したりしながら、幅広い層に楽しんでもらえる特別展となる。
■人気のロボットから最新ロボットまでが大集結
誰もが知る人気のロボットから本邦初公開となる最新ロボットまで展示。さらに映像展示や体験型コンテンツなど約90種130点が集結。かわいいロボットと触れあったり、インタラクティブな体験も楽しめる。また、ロボットの研究・開発に影響を与えたアニメやゲームなどのSF作品も紹介される。
■ロボットに心があるように感じられるのはなぜか考える
ロボットを遠隔で操作したり体に装着したりするとき、どこまでが自分の体と言えるのか? また、ロボットに心があるように感じられるのは、なぜなのか? 特別展ではロボットとの関係性を通して人間のからだ、こころ、いのちについて考える。
◆Zone1「ロボットってなんだ」
「ロボットってなんだ」のコーナーでは、過去から現在までロボットどのように発展・拡大してきたのか、年表を見ながら「WABOT-1」「AIBO」「ASIMO」など時代を代表するロボットたちを見ながら歴史を体感する。
◆Zone2「きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?」
Zone2-1「からだって、なんだ」ではロボットと人間の体を比べて、どこまでロボットなのか、どこまでが人間なのか。実際にロボットを動かしたり装着して体感する。
Zone2-2「こころって、なんだ」では愛らしいロボットや手助けしたくなるロボット、不思議な存在感を放つアンドロイドなど、いろいろなロボットに対して芽生えるさまざまな思いと、自分自身の感情のゆれ動きをヒントに、人間の「こころ」とは何かを考える。
Zone2-3「いのちって、なんだ?」では人間の「いのち」のあり方に、様々な形でロボットが関わるようになってきた中、私たち人間はどう生きていくのか、人間の「いのち」とは何なのかを立ち止まって考える。
◆Zone3「きみとロボットの未来って、なんだ?」
人間はロボットとともにどのような未来を築いていくのか。様々な分野で活躍する人たちが思い描くビジョンや、体験型のインスタレーション展示を通して、人間とロボットの未来を考える。
<開催概要>
名称:特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」
会期:2022年3月18日(金)~8月31日(水)
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
主催:日本科学未来館、朝日新聞社、テレビ朝日
開館時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日 ※ただし3月22日~4月5日、5月3日、7月26日~8月30日の
火曜日は開館
料金:【大人】19歳以上2100円、【中人】小学生~18歳1400円、
【小人】3歳~小学生未満900円
問い合わせ:TEL 050-5541-8600 (ハローダイヤル)