福岡県筑紫野市の「ひまりキッズ保育園」では、コロナ禍で休園などが続く中、オンライン保育をより質の高いコミュニケーションへと進化させるためYouTubeやZoomを使ってライブ配信を開始した。
■離れていても子供に元気を届けたい
「このような時だからこそ離れていても子供たちへ元気を届けたい」との想いからライブ配信を開始。実施にあたっては顔が見えることをはじめ、目線や表情、映像の色味や明るさなど細部にいたるまでこだわり抜いた。
■迅速かつ柔軟な連携でサービスをスタート
今回の保育士たちによる企画も管理者や経営陣だけでなく、運営会社であるNOKYDと同園による迅速かつ柔軟な連携により、立案から2日後に新サービスとしてリリースされた。実際にリリースされたのは子供たちの保育を行ってきた保育士たちによるサービスで以下の通り。
・絵本の読み聞かせ動画配信
・手遊びうたの動画配信
・オンライン朝の会
・季節の歌や体操などのライブ配信
・保護者や子供たちとのコミュニケーション
<サービスを利用した保護者の感想>
「外に出られず退屈な自宅生活の中、楽しい時間を過ごすことができました」
「子供に言われてずっと流しています。何回も何回も観させて頂いています」
「絵本を読む先生を観て、せんせいだいすき、と言っていました」
「先生方も大変な中、丁寧なご対応に夫婦共々感動しております」
■より多くの子供に元気を届けられるよう新しい取組を計画
YouTubeやZoomを駆使した同サービスは、絵本や楽曲の著作権に配慮するため現在は限定公開で提供。今後は出版社へ権利の許諾申請を行い、より沢山の家庭、子供たちへ元気を届けられるよう新しい取組を計画している。