東洋学園大学は、大学スポーツに期待される取組や指導者の役割などについて意識醸成を図ることを目的に、大学スポーツ協会監修の研修会内容をもとにした、学内の運動部指導者対象の研修会を1月25日(火)に対面とオンラインで実施した。
■安全管理や学業支援などを中心に展開
研修会は「安全管理・安全教育(指導者の責任、安全安心ガイドライン、安全教育)」、「デュアルキャリア支援(学業支援、キャリア支援、フェアプレー教育)」、「マネジメント(組織理念と目標、意思決定と規定・規則、外部環境と組織構造)」を中心とする内容で行われた。
■説明や進行は人間科学部の澁谷教授が担当
なお、研修会の説明や進行は、過去にUNIVAS主催の指導者セミナーに参加した経験を持つ、人間科学部の澁谷智久教授(硬式野球部、TOGAKUパラスポーツ、スケート部 顧問部長)が担当した。
■事故発生時の対応は日頃から情報共有しておくことが大事
参加した各運動部の指導者からは、安全安心のための留意点が共有され、事故発生時の対応について日頃から情報共有をしておく重要性などにも話が及んだ。また、各運動部の課題も報告され、学生に対し具体的な目標設定を指導することや成功体験を積ませることの難しさについても意見が交わされた。
■工夫や問題点を参加者で共有
澁谷教授は今回研修会を実施した感想について「現在コロナ禍にあるが、指導者がいかに選手の充実した課外活動を願い、支えているかがわかった。また、実践している工夫や問題点が共有できたこともよかったと思う」と語った。
■UNIVAS SSC制度の認証取得を目指して
東洋学園大学では、今後もUNIVASが定めた安全で安心な大学スポーツ活動の環境を整備するため、「UNIVAS Safety and Security Certification」(UNIVAS SSC)制度の認証取得を目指して取組を進めていく。