第72回さっぽろ雪まつりは2月5日(土)に開幕を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、集客形式による開催は中止が決定。昨年に引き続きオンライン形式による「オンラインさっぽろ雪まつり2022」を無観客で開催する。今年も残念ながらオンライン開催となったが、オンライン開催になったことにより、全国的に授業で雪まつりを活用することが可能となった。
■国内外にさっぽろ雪まつりの文化や札幌の冬の魅力を発信
本イベントについては「オンラインさっぽろ雪まつり2022」と題し、国内外にさっぽろ雪まつりの文化や札幌の冬の魅力を発信することで将来の誘客につなげる。あわせて市民参加型企画や配信型企画等のオンラインならではのコンテンツを多数用意することで、視聴者に札幌の冬の楽しみ方を提供することを目的に実施する。
■「雪と触れ合う楽しさ」をテーマとした写真を募集
昨年、7400枚の投稿を集めたフォトコンテスト「さっぽろ雪フォトまつり」を今年も開催。「雪と触れ合う楽しさ」をテーマとした写真をSNSなどオンライン上で広く募集する。優れた写真を表彰し、さっぽろ雪フォトまつり公式WEBサイト等に掲載する。
■「雪像」制作レポートをオンラインで配信
オンライン配信用に制作する小雪像「雪ミク(初音ミク) Grand Voyage Ver.」を活用した動画の配信を2月5日(土)から実施。雪積みから削り出し、完成までの様子を数分の動画に編集して発信。また、「SNOW MIKU 2022 オンラインライトアップショー」を動画で配信。
■世界的DJによる雪まつりトリビュートをライブ中継
日本を代表するDJ/プロデューサー Rinaly(リナリー)によるライブ中継を2月12日(土)17時に、世界最高峰のDJのひとり、Francois K(フランソワK)による録画動画を2月18日(金)21時に無料配信する。Rinalyは札幌市内某所から屋外中継ライブ、Francois Kはニューヨークのスタジオでのライブとなる。いずれも動画は後日アーカイブ化される。ゲストコメンテーターとして、元UNDERWORLDのDarren Emerson(ダレン・エマーソン)がオンライン雪まつり応援隊として登場する予定。
■バーチャルで雪像を再現
大通公園7丁目会場に作られる予定だった、ドイツ・ミュンヘン市のテアティナー教会の雪像を3DVRで再現。3DVR雪像は、XR空間プラットフォーム「NTT DOOR」内に作られる『バーチャル大通公園』に設置し、バーチャルならではの「パーティクルライブ」と呼ばれるVR演出を加えたショーを期間限定で2月23日(水)から配信予定。また、バーチャル大通公園では、プレゼントが当たる「バーチャル迷路ゲーム」や、北海道ライブ・エンタテインメント連絡協議会による地元アーティストのライブ配信など、様々な企画が用意されている。
■さっぽろ雪まつり大歴史展を期間限定で配信
昨年、実施した「さっぽろ雪まつり」の貴重な秘蔵映像をまとめたショートムービーを期間限定で再び配信。また、過去の会場の様子を体感できるさっぽろ雪まつり大通会場の360°ビューや、過去の大雪像の写真一覧なども2月5日(土)から公開される。
■オンラインさっぽろ雪まつり期間限定の商品などを販売
札幌の暮らしの中から生まれた地域ブランド「札幌スタイル」と連携。オンラインさっぽろ雪まつり期間限定の商品販売や工房見学、ワークショップなどをオンラインで楽しめる「Online さっぽろ雪まつり2022 CRAFT FES」を2月5日(土)から開催する。