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「アルゴリズム実技検定」2022年実施日程~第10回検定から受験期間を約3か月に延長

2022年1月31日

アルゴリズム実技検定の2022年実施日程が告知された。第10回試験から受験期間が約3か月に延長し、年間を通じていつでも受験できるようになる。試験時間はこれまでと同様、受験開始から5時間となる


■1からプログラムを作成する能力を問う

AtCoderが主催するアルゴリズム実技検定は「アルゴリズムをデザインし、コーディングする能力」、つまり1からプログラムを作成する能力を問う、実践を想定したプログラミング検定となる。

 


■3点の特徴でプログラミング能力を評価

「知識型ではない」「受験者が得意なプログラミング言語を選べる」「アルゴリズム設計力・実装力を図る」という3点の特徴により、これまで定量的に把握することが難しかったプログラミング能力を評価することができる。

 


■期間内ならいつでも受験可能

アルゴリズム実技検定は自宅などからオンラインで受験でき、期間内ならいつでも好きな時間に受験できる。受験はアルゴリズム実技検定ホームページから申し込む。

 


■受験結果に応じた認定証を発行

受験結果に応じて認定証が発行される。リアルタイム受験した人には右上に時計マークが付与された認定証が発行される。


<2022年 実施日程>

第10回:202235() 13:00202263() 23:59

第11回:202264() 13:00202292() 23:59

第12回:202293() 13:002022122() 23:59

第13回:2022123() 13:00202333() 23:59

※日程は今後変更になる可能性がある

※いずれもオンラインで受験可能。試験時間は受験開始から5時間の予定

 


<検定ランクについて>

獲得した点数に応じて5段階でランクを認定する。


【問題数】

15問(1問目=9点/23問目=8点/46問目=7点/715問目=6)

 


【ランク】

エントリー(25-39点): 標準入出力や整数型、文字列型の扱い、forifなどの

ループや条件分岐などのプログラミングにおける基本的なロジックを、問題に合わ

せて適切に組み合わせる能力が問われる。

 

初級(40-59点):エントリーの要件に加え、多次元配列やリスト構造などを用いた、

複雑性の高く、コーナーケースも多く含まれる、実装の難しいプログラムを組む能力が

要求される。 また、四則演算や簡単なデータの持ち方の工夫、ソートなどで解決

可能な、計算量を改善する能力も問われる。

 

中級(60-79点):初級の要件に加え、深さ優先探索や幅優先探索などを用いた複雑な

全探索や動的計画法や貪欲法・二分探索などの、高度な計算量の改善を要求する能力が

問われる。例えばグラフアルゴリズムでは、最短経路問題や最小全域木などの有名な

問題に対するアルゴリズム設計力・実装力が必要となる。また、確率や組み合わせを

数理的に計算する能力も求められる。単に知識を問う問題ではなく、それらのアルゴ

リズムを正しく適用できるかが問われる。

 

上級(80-89点):中級の要件に加え、出題される典型アルゴリズムが増加し、複雑性が

増加した問題への対応力が問われる。動的計画法や貪欲法においても、単純に適用

できるような問題ではなく、さらに工夫が必要な問題でのアルゴリズム設計力・実装力

が必要となる。例えばグラフアルゴリズムでは、最小共通祖先や最大流問題や最小費用

流問題などのより高度な問題に対して、適切にアルゴリズムを設計・実装する能力が

問われる。

 

エキスパート(90-100点):出題されるアルゴリズムは上級と変わらないが、アルゴ

リズムの適用難易度が高い問題への対応力が問われる。

 

<受験費用>

一般:8800/(税込)

団体受験(30人以上):7040/(税込)

団体受験(100人以上):6160/(税込)

 

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