Lentranceは同社の学習用ICTプラットフォーム「Lentrance®(レントランス)」と連動して動作する学習履歴データ分析基盤「Lentrance Analytics(レントランス アナリティクス)」の商用提供を開始する。
■出版社向けサービスを提供開始
これまで「Lentrance Analytics」は、先行開発版として提供してきた。今回、自治体などの協力で実施した実証研究で得られた知見を反映し、商用サービスとして提供することとなった。その第1弾として、出版社向けのサービスを提供開始する。
■デジタル教科書・教材の利用状況を確認
今回の出版社向けサービスでは、デジタル教科書・教材等といった各種コンテンツの利用状況が確認できるダッシュボードを提供。ダッシュボードではグラフや表によってデータが可視化されており、デジタル教科書・教材が「どのような傾向」で「どの程度利用されているか」を定量的に把握することができる。
■データをヒートマップで表示
また、データはコンテンツ紙面上にヒートマップで表示させることで、利用状況を直感的に把握することもできる。こうした機能により、コンテンツの制作や改善に定量的な視点を取り入れ、より良いコンテンツ作りに活かしていただくことが可能となる。
■各種標準フォーマットへの対応を予定
「Lentrance」および「Lentrance Analytics」に蓄積された学習履歴データは、各種標準フォーマットへの対応を予定しており、校務システムや教育用SNSなど、他社ソリューションとの連携も可能となる。
■様々な端末・OSでの利用などを実現
オンライン学習の機会増大が見込まれる中、「Lentrance」プラットフォームは学習履歴データの活用やシングルサインオン(SSO)への対応、様々な端末・OSでの利用などを実現している。今後、文部科学省の方針も踏まえながら機能強化が見込まれる。