追手門学院幼稚園は 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出が制限される中、教室にいながら遠足を楽しもうとオンラインによるサファリパークの体験会を2月1日に実施する。
■和歌山のサファリワールドとオンラインでつないで開催
オンライン遠足当日は、和歌山県にあるアドベンチャーワールドのサファリワールドと追手門学院幼稚園をオンラインで繋ぎ、同ワールドのスタッフに、キリンやラクダといった草食動物や、ライオンやホワイトタイガーなどの肉食動物の生息について案内してもらう。
■キリンがエサを食べる様子などを観察
スタッフがサファリワールド内をジープで周り、動物が過ごす様子を解説したり、簡単なクイズを実施。また、ジープを下車して、キリンがエサを食べる様子を近くまで歩いて行って観察したり、ライオンがエサのお肉を食べる様子を車で接近して撮影し、配信してもらう予定。
■自宅待機の園児も自宅からZoomに接続
映像はZoomを通してリアルタイムに配信され、追手門学院幼稚園にある大型モニター2台とスクリーンを使い、約120人の園児が3か所に分かれて視聴。感染予防のため自宅待機している園児も、自宅からZoomに接続し「オンライン遠足」に参加できるようにする。
■園児の笑顔を増やすために
「オンライン遠足」を一緒に企画した保護者は「コロナ禍での行動制限で子供たちは水族館や動物園に足を運べなかった。オンラインを活用することで、園児たちの体験や学ぶ機会を増やし、保育の充実にもつながる。なにより少しでも園児の笑顔を増やしてあげたい」と語った。
<開催概要>
開催日時:2022年2月1日(火) 10:30~11:15
場所:追手門学院幼稚園
対象:教育課程 4歳児クラス 120人
協力:アドベンチャーワールド