成立学園高等学校はエデュケーショナル・デザインと業務提携し、2021年10月からオンラインプログラミング授業を開始。今回、入門編を終え、2022年1月からはより高度で本格的な学びとしてアプリ制作を開始した。
■2021年10月からオンラインプログラミング授業を実施
成立学園高等学校は2021年10月から、海外の大学進学を視野に入れた「探究クラス」にてオンラインプログラミング授業を実施。iPadを使用した「Scratch」によるプログラミング入門編を行った。入門編ではICTリテラシーとともにデジタル教育の基礎を理解する。
■課題を解決するためのアプリを制作
2022年1月より、アイディアソンによる社会のデジタル化についての課題抽出や解決策についてディスカッションを経て、その課題を解決するためのアプリ制作へ取り組んでいく。
プログラミング学習画面イメージ図
■テクノロジー理解のレベルを高める
オンラインプログラミング授業では、エンタメ性のあるコンテンツを用いてプログラミング学習に対する抵抗をなくすところからはじめ、文系・理系問わず教養としてのテクノロジー理解のレベルを高められるようにカリキュラムを組んでいる。
■生徒オリジナル作品の制作ができるコンテンツを用意
また、同校では「好奇心」を持ってチャレンジすることを推奨しているため、プログラミング制作スキルが身につくだけにとどまらず、より自由度の高いUI構築などデザイン面から生徒オリジナル作品の制作ができるコンテンツを用意した。
■オリジナル作品を発表して他者へ伝える力を養う
カリキュラムの最後には、オリジナル作品を共有会で発表する予定。発表することで他者へ伝える力を養うと同時に、プログラミングで作成した作品を発表して成長した自分を実感でき自己肯定感が高まる。また他の生徒の作品を見ることで、新たな気づきや発見の場となり、モチベーションの維持向上にも寄与する。