文部科学省は1人1台端末を活用して、オンラインで学習・アセスメントができるCBTシステム「MEXCBT」(メクビット)の機能拡充版の2021年度の利用申し込みを1月21日(金)まで受け付けている。
■システムの機能を改善・拡充した機能拡充版
文部科学省は「MEXCBT」(メクビット)のプロトタイプを開発し、2020年度・2021年度で延べ14万人の小中高等学校の児童生徒が活用に関する実証研究を行ってきた。2021年度にはシステムの機能の改善・拡充や問題の追加などを行い、機能拡充版として利用申し込みを受け付けている。
■すでに7000を超える学校で順次活用を開始
「MEXCBT」(メクビット)は児童生徒が学校や家庭において、国や地方自治体等の公的機関等が作成した問題を活用し、学習やアセスメントができるCBTシステム。現時点で700を超える設置者、7000を超える学校から申込みがあり、順次活用が始まっている。
■CBT化された問題を学習指導要領のコードから活用できる
「MEXCBT」の利用を申し込むことで、現在登録済の約3万問のCBT化された問題を学習指導要領のコードからピックアップして活用できる。また、参加登録して「MEXCBT」がどのようなものを体験するという申し込みも受け付けている。
■2022年度の活用募集については改めて周知
2021年度におけるMEXCBT(機能拡充版)の利用申し込みは1月21日が最終締め切りとなる。2022年度の活用募集については改めて周知される。なお、MEXCBT(機能拡充版)に掲載する地方自治体などが作成した学力調査問題などについては随時募集する。
<利用申し込み>
活用を希望する場合、各学校設置者から以下の利用申し込みフォームに必要事項を入力の上、申し込む。MEXCBTの概要、活用方法やMEXCBTの窓口となる学習eポータル、申し込み手続きなどに関しては以下のWebで確認する。
MEXCBT利用申し込みフォーム