ソフトバンクは迷惑SMS対策として「なりすましSMSの拒否」「URLリンク付きSMSの拒否」「迷惑SMSフィルター」の新機能の提供を2022年春頃から開始。また、これまで提供してきた「電話番号メール拒否・許可」に、アルファベットでの入力指定を追加する。
■見分けることが難しくなっているフィッシング
フィッシング対策協議会によると、2021年11月のフィッシング報告件数は4万8461件に上り、深刻な社会問題となっている。また、送信元を偽装したSMSは、真正な送信元と同じスレッドに表示される場合もあり、見分けることが難しくなっている。
■フィッシング被害の未然防止や拡大抑止に取り組む
ソフトバンクは、これまでも様々な迷惑メール対策や、なりすましメールへの注意喚起などを行ってきたが、新たな迷惑SMS対策機能を提供することで、フィッシング被害の未然防止や拡大抑止に取り組んでいく。
<取組概要>
【迷惑SMS対策内容】
なりすましSMSの拒否:差出人をソフトバンクなどと詐称したSMSを拒否できる。
URLリンク付きSMSの拒否:本文にURLが含まれているSMSを拒否できる。
携帯電話番号から送られてくるSMSが対象となる。
迷惑SMSフィルター:機械学習による解析を活用し、送られてくるSMSを迷惑SMS
かどうか判断し、拒否する。悪意のあるウェブサイトへ誘導するようなSMSなどに
非常に有効。
電話番号メール拒否・許可:従来の電話番号での入力指定に加えて、新たにアルファ
ベットでの入力指定を追加する。これにより発信元がアルファベットで表示されて
いる迷惑SMSも拒否できるようになる。
【提供開始時期】
2022年春頃
【対象】
“ソフトバンク”、“ワイモバイル”または“LINEMO(ラインモ)”を利用中の人
【利用料金】
無料
【設定方法】
My SoftBank、My Y!mobile、My menuまたは法人コンシェルから設定を変更できる。
なお、「なりすましSMSの拒否」と「迷惑SMSフィルター」は提供開始後、申し込み
不要で自動で適用される。