ポプラ社と東京大学Cedep共同研究「子どもと絵本・本に関する研究」プロジェクトは、第4回「これからを生きる子どもとデジタルメディア」を1月18日(火)にオンラインで開催する。同セミナーはデジタル時代の子供の発達と絵本・本の関係や、子供をとりまく絵本・本環境について学びを深めることを目的に全4回にわたって開催してきたセミナーの最終回となる。
■京都大学の森口准教授が子供とデジタルメディアの関わりについて語る
オンラインセミナー「デジタル時代の子どもと絵本・本」シリーズの第4回目は、京都大学の森口佑介准教授を講師に迎え、子供とデジタルメディアの関わりについて、デジタルデバイスの操作スキルの発達、家庭のメディア環境の影響、パンデミックによるメディア環境の変化などの観点から講演する。
■幼児のデジタルメディア利用や読書の実態調査の結果を報告
また、Cedepの佐藤賢輔特任助教からは、ポプラ社との共同研究の一環として実施した、家庭での幼児のデジタルメディア利用や読書の実態、保護者の意識に関する調査結果が簡単に紹介される。
<開催概要>
開催日時:2022年1月18日(火) 14:00~15:50(13:30より入室可)
場所:Zoomによるオンライン開催
定員:先着1000人・要事前申込み
参加費:無料
参加申込:以下のWebから申し込む
<プログラム>
司会:高橋翠氏(発達保育実践政策学センター 特任助教)
講演:「コロナ時代の子どもとデジタルメディア」
森口佑介氏(京都大学大学院文学研究科 准教授)
研究報告:「家庭での幼児のデジタルメディア利用および読書に関する調査」
佐藤賢輔氏(発達保育実践政策学センター 特任助教)
ディスカッション:
森口佑介氏(京都大学大学院文学研究科 准教授)
佐藤賢輔氏(発達保育実践政策学センター 特任助教)
ファシリテーター 野沢祥子氏(発達保育実践政策学センター 准教授)
<共同研究「想像力についてのオンライン調査」参加者募集中>
本共同研究プロジェクト「子どもと絵本・本に関する研究」の一環で、小学校3年生・4年生の子供とその保護者を対象として「想像力についてのオンライン調査」を実施する。「東大Cedepこども研究員」として共同研究に協力してくれる人を募集。詳しい調査内容と募集概要は東京大学Cedep「想像力についてのオンライン調査」の参加者募集ページから確認できる。
<オンラインセミナー「デジタル時代の子どもと絵本・本」シリーズ>
これまでのオンラインセミナーについては以下のWebから確認できる
■第1回:紙とデジタルどうちがう?〜絵本の役割と子どもの育ち〜
■第2回:乳幼児の絵本体験を問う:乳幼児はどのように絵本を体験しているか?
■第3回:脳科学から考えるデジタル時代の子どもと読書(動画配信は2022年1月中旬まで)