光村図書出版は、子供の宿題に悩む保護者に向けて、冬休みの特別コンテンツとして「冬休み 書き初めお悩み相談室」を12月20日(月)からWebで公開した。
■冬休みの宿題である書き初めに悩む保護者に回答
冬休みの宿題である「書き初め」について保護者からは「子供に何からアドバイスをすれば良いか分からない」「部屋が墨だらけになってしまう」などの悩みが寄せられる。そうした悩みに対して、「冬休み 書き初めお悩み相談室」では光村図書「書写」教科書編集委員が回答する。
■Q&A形式で保護者の悩みを解決
回答している編集委員は「全日本書初め大展覧会」の審査顧問も務める樋口咲子氏と、小学校で書写指導に携わる西野暁子氏。Q&A形式で全国の保護者の悩みを解決する。
<質問例・回答者プロフィール>
Q2.子どもに何からアドバイスすればよいかわかりません。気をつけるとよいポイントは
ありますか。
A.樋口先生:必ず気をつけたいポイントは「行の中心」と「文字の大きさ」の二つ。
この二つに気をつけるだけで、ぐっと美しくなります。…
樋口咲子(ひぐち・さきこ)
千葉大学教育学部教授。光村図書 小学校・中学校「書写」教科書編集委員。全国大学書写書道教育学会常任理事。全日本書初め大展覧会審査顧問。学生や現地教員の書写書道教育に携わるとともに書家としても活動している。
Q7.去年は部屋が墨だらけになってしまいました。汚れにくい準備の仕方はありますか。
A.西野先生:新聞紙やレジャーシートなどを敷いてから道具を準備します。硯の周りが墨
も汚れやすいので硯ケースの下には雑巾(や新聞紙)を引きましょう。墨池を使う場合は…
西野暁子(にしの・あきこ)
千葉市立海浜打瀬小学校教諭。光村図書 小学校「書写」教科書編集委員。公立小学校で小学生の書写指導に携わっている。