情報・システム研究機構(ROIS)ならびに統計数理研究所(統数研)は、ROIS・統数研 産学連携・知的財産セミナーとして「データサイエンスにおける産学連携シーズ~森林産業における数理モデルの展開~」を2022年2月18日(金)にオンラインで開催する。
■森林産業をテーマにパネル討論を実施
セミナーではデータサイエンスの研究を紹介し、そこに含まれる産学連携シーズについて2月18日にパネル討論を実施。今回は森林産業をテーマとして取り上げる。
■多様化する森林の果たす役割
かつて木材生産を担っていた林業は、森林資源利用の中心的な役割を果たしてきた。しかし、森林を取り巻く社会ニーズの多様化に伴い、「生態系サービス」など様々な機能の提供が求められる。従来の水源涵養機能などに加え、温暖化防止を担う炭素吸収機能、生物多様性維持、野生動植物保護、災害を軽減する防災機能など森林の果たす役割も多様になっている。これらの機能を十分に発揮させるには森林資源の管理を適切に行っていく必要がある。
■森林産業で展開される数理モデルを紹介
データに支えられた森林の成長モデルとして、モデルの利用による将来予測、予測を軸にした最適化手法による管理に対する意思決定支援、最適化モデルを用いた政策分析・評価などが必要不可欠となる。今回の講演では、こうした一連のデータサイエンスにおける数理モデルがどのように展開されるかを紹介する。
<ROIS・統数研 産学連携・知的財産セミナー 概要>
開催日時:2022年2月18日(金) 14:00〜16:00
開催形式:オンライン(ZOOMウェビナー)
対象:企業・大学・官公庁等でデータサイエンス・産官学連携に興味にある人
定員:1000人まで
参加費:無料(要事前登録)
参加申込:以下のWebから申し込む
主催:情報・システム研究機構(ROIS)本部産学連携・知的財産室、統計数理研究所
後援:九州大学マス・フォア・インダストリ研究所(IMI)
<プログラム>
14:00-14:05 オープニング
ROIS産学連携・知的財産室長
14:05-14:30 オリエンテーション
ROIS理事・統計数理研究所長 椿広計氏
14:30-15:20 森林産業における数理モデルの展開
統計数理研究所教授 吉本敦氏
15:20-15:30 休憩
15:30-16:00 パネル討論
ROIS理事・統計数理研究所長 椿広計氏
統計数理研究所教授 吉本敦氏
クロージング