東京大学大学院教育学研究科附属 学校教育高度化・効果検証センター主催シンポジウムが「これから求められる主体的・探究的な学びのかたちとは-東大附属中等教育学校での教育実践と効果検証から見えてくるもの-」をテーマに、2022年2月13日(日)にオンラインで開催される。
■ディープラーニングの教育効果の実証的検討を進める
昨今の教育改革では、課題の発見と解決に向けた主体的で探究的な能動的学習(ディープ・アクティブラーニング)が注目を集めている。このディープラーニングの指導実践の効果を実証的に検討すべく、センターでは、2016年度より東京大学教育学部附属中等教育学校の在校生や卒業生に調査を行い、ディープラーニングの教育効果の実証的検討を進める。
■2021年度からは卒業生に継続調査を実施
さらに、2021年度からは新たに卒業生を対象にした継続調査を開始。ディープラーニングの長期的な波及効果について更なる検証を行っていく。
■附属中等教育学校とセンターの挑戦が語られる
今回のシンポジウムでは、このような附属中等教育学校とセンターの挑戦を紹介。具体的な教育実践と効果検証について、附属中等教育学校の教員、在校生、センターの教員が登壇し、今後の展望と可能性について議論する。
<シンポジウム開催概要>
開催日時:2022年2月13日(日) 14:00~17:00(13:45入室開始)
会場:オンライン開催(Zoom)
定員:500人(先着順)
事前登録締切:2022年2月10日(木)
申込方法:以下のWebから必要事項(指名・所属・連絡先)を明記して送信
主催:東京大学大学院教育学研究科附属学校教育高度化・効果検証センター
共催:東京大学教育学部附属中等教育学校
後援:東京大学高大接続研究開発センター
<プログラム>
挨拶
小玉重夫(教育学部・教育学研究科長)
斎藤兆史(教育学部附属中等教育学校校長・教育学研究科教授)
第Ⅰ部 主体的・探究的な学びの長期的効果(14:15~15:15)
附属学校での主体的・探究的な学びの実践
淺川俊彦(教育学部附属中等教育学校副校長)
村野光則(教育学部附属中等教育学校副校長)
附属学校での主体的・探究的な学びの体験がもたらす高大接続・社会への語り
坂本麗衣(東大附属在校生71回生)
平本寧々(東大附属在校生71回生)
第Ⅱ部 主体的・探究的な学びの効果検証(15:20~16:55)
東大附属パネル調査による主体的・探究的な学びの効果検証
上野雄己(CASEER特任助教)
パネル調査に基づく教育効果検証の意義
宇佐美慧(教育学研究科准教授)
コロナ禍が教育実践に与えたインパクト
栗田佳代子(教育学研究科教授)
指定討論
山内祐平(情報学環・学際情報学府教授)
山本義春(教育学研究科教授)
総括
山本義春(教育学研究科教授)
センター主催シンポジウム「これから求められる主体的・探究的な学びのかたちとは―東大附属中等教育学校での教育実践と効果検証から見えてくるもの―」