MangDangは四足歩行のロボット犬「Mini Pupper (ミニぷぱ)」の先行予約プロジェクトを12月24日(金)からMakuakeにて開始した。
■多くの人に四足歩行ロボットを楽しんでもらうために
これまで四足歩行ロボットは、一部の大企業や研究機関などが扱える「特殊な物」で、高度な技術が必要かつ高価な物だった。MangDangはこの技術を一般公開し、多くの人に四足歩行ロボットの技術や製品を簡単に楽しんでもらうための研究を行ってきた。
■DIY版と完成版の2つのセットを用意
Mini Pupper(ミニぷぱ)は、パーツから組み立てる「DIY版」と、届いてすぐに遊べる「完成版」の2つのセットを用意。DIY版は溶接不要で、必要な道具は全て同梱されており、日本語マニュアルと丁寧なレクチャー動画付きのため初心者でもチャレンジ可能。(※製作目安:初心者なら約2〜3日、上級者なら約2〜3時間)
■ROSで新たな動きをインプット可能
Mini Pupper(ミニぷぱ)はプリセットされている動作以外にも、オープンソースプラットフォームのROSを通して、さらに高度な動きとアクションコンビネーションをインプットすることが可能。プログラミング言語PythonやC++を実践・熟練させるのにも向いている。
■LiDARモジュールLD06を搭載で部屋の間取りをマッピング
Mini Pupper(ミニぷぱ)に業界最小クラスのLiDARモジュールLD06を搭載することで、家の中を3Dスキャニングしながら、ロボット掃除機のように部屋の間取りをマッピングすることが可能。また自動運転にも採用されているSLAM技術により、自己位置を推定しながら環境地図を作成してくれる。
■メッセージを顔のスクリーンに表示可能
一度家の間取りを覚えたら、今度は指定の場所に向かわせることも可能。目的地を設定すればミニぷぱがそこを目指し動き出す。さらに、事前に設定した表情やメッセージを顔のスクリーンを使って表現させることもできる。
■AI技術を使って周囲を認識し追跡
Mini Pupper(ミニぷぱ)はLuxonis社の最新3Dカメラモジュール「OAK-D-Lite」にも対応。OAK-D-Liteは推論チップを内蔵し、AI技術を使って空間認識や物体検知ができるカメラ。この「AIの目」を付与することで、Mini Pupper(ミニぷぱ)は周囲のモノを認識し、追跡する事が可能となる。
<Mini Pupper(ミニぷぱ) 概要>
本体サイズ:210mm×100mm×165mm
重量:509g(バッテリーを含む)
プロセッサー:Raspberry Pi 4B
スクリーン:240×320 ISP Free Viewing Direction LCD
ストレージ:32GB microSDカード
稼働時間:最大30分
充電時間:約1時間
アクセサリー(別売)あり