女子美術大学付属高等学校・中学校は、2018年の夏にICT化の先陣を切り、中学校と高等学校の全27クラスに、ウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」を導入。サカワではインタビューを交えて、「ワイード」導入事例をWebで公開している。
■美術教育を柱に据えた専門教育を行う上で「ワイード」を活用
女子美術大学付属高等学校・中学校は、美術教育を柱に据えた専門教育を行う上で、ICTを活用した授業への取組が急務とされた。そこで、どのように授業で「ワイード」を活用していったのか、導入の一端を担った近藤教諭と2人の生徒が語っている。
■iPad2台分の画面を瞬時に切り替える2画面機能(PBP機能)
「ワイード」の機能の中でも特徴的なのが、左右に分かれた2つの画面に異なるコンテンツを投影する2画面機能(PBP機能)。社会科の授業ではApple TVとiPadを2台ずつ用意し、それぞれ1台ずつ「ワイード」につなげてPBP機能でApple TVの画面を左右に並べて投影しているという。
■板書を映像で投影することで生徒と向き合う時間が増えた
また、「ワイード」の導入によるメリットとして板書時間の短縮があげられる。近藤教諭は「すべての板書を映像で投影することで、生徒たち一人ひとりと向き合う時間が増え、小さな疑問に気づき、どこでつまずいているのかを把握しやすくなった」と語る。
■動画でICT導入のいきさつや機器の使い勝手を紹介
記事と連動したYouTube動画も公開。ICT導入のいきさつや、機器の使い勝手・授業準備のこだわり等のインタビューから授業風景までドキュメンタリー形式でまとめられている。