プロジェクションマッピングコンテンツ制作を通じて、教育現場のプログラミング教育への取組を後押しするアプリケーションソフトウェア『プログラマッピング』をエプソン販売は開発。2022年度の商品化を視野に入れ、教育現場での研究授業を順次開始する。
■Chromebook™専用のアプリとして開発
『プログラマッピング』は小学校低学年の児童でも簡単なプログラミングで、プロジェクションマッピングコンテンツ制作を行う事ができるChromebook™専用のアプリ。今回の開発や研究授業では、放送大学の中川一史教授と佐藤幸江客員教授が監修している。
■「表現」と「鑑賞」を繰り返すことでプログラミング思考を育む
『プログラマッピング』の使い方は、最初にプロジェクターで投影する対象とストーリーを決定しコンテンツをプログラムする。次にプロジェクション対象の位置やコンテンツ内容を調整し作品を完成させる。「表現」と「鑑賞」を繰り返し、作品を制作する過程を通じてプログラミング思考を育むことが期待される。
<「プログラマッピング」画面イメージ>※画像は開発中のものとなる。
■神奈川県横浜市、福島県会津若松市、会津美里町の小学校で研究授業を予定
今回のリリースを皮切りに、神奈川県横浜市、福島県会津若松市と会津美里町の小学校で、「プログラマッピング」を使った研究授業を順次予定。学びの効果の検証とアプリケーションの品質向上を行っていく。