千葉県鎌ケ谷市は地域社会の発展および人材育成、教育研究活動の進展に寄与することを目的に千葉商科大学と12月17日(金)に包括協定を締結した。
■地域活性化に向けたイベントなどを実施
鎌ケ谷市は、これまでも千葉商科大学と連携し、学生による地域紹介冊子の制作や市民向けイベント、新鎌イルミネーション点灯式でのプロジェクションマッピングの上映など、市の地域活性化とシティ・プロモーションを目的とした取組を実施してきた。
■地域で活躍する人材の育成を推進
今回の協定により、相互の連携をさらに強固なものとし、地域文化・芸術の振興に留まらず、地域で活躍する人材の育成を目的とした共同事業や統計データに基づく政策提言なども行っていく。
■より一層のつながりの強化を求める
締結式は鎌ケ谷市役所で行われ、芝田裕美市長は「学生の皆さんとの連携を通じて、より一層つながりを強化したい」と語った。また、原科幸彦学長は「大学の近隣地域として、取り組みをますます展開したい。地域分散型社会において、地域で活躍する人材を育てていきたい」と期待を述べた。
<連携事項>
①地域文化・芸術の振興と地域活性化に関する事項
②地域における産業振興と地域活性化に関する事項
③各種統計データの提供と分析結果に基づく政策提言に関する事項
④地域社会で活躍できる人材の育成及びインターンシップ等に関する事項
⑤地域の初等中等教育機関に対する教育支援活動に関する事項
⑤その他、甲と乙の両者が必要と認める事項