拓殖大学は在籍する学生を対象に学生支援プログラム「学生チャレンジ企画」を実施。12月4日(土)に行われた「成果報告発表会」ではプログラムに採択された6団体が活動の成果を発表。2021年度の最優秀賞にはFWR(代表:商学部 国際ビジネス学科3年 鈴木翔太さん)が選ばれた。
■学生のSDGsに関する活動などを大学がサポート
拓殖大学では、SDGsに関する活動、社会貢献、国際交流、大学の活性化など、学生の取組を大学が応援し、サポートする制度として「学生チャレンジ企画」を、2010年から在籍する学生を対象に実施している。
■採択された企画には活動資金を支給
このプログラムはSDGsの観点から社会や地域貢献、国際交流、ボランティア、大学の活性化などにつながる活動を積極的に行っている学生をサポートするもので、採択された企画には「活動資金」が支給されるほか、実施した成果が特に優れた企画にはさらに「奨励金」も授与される。
■6団体が活動の成果を発表
2021年度のプログラムに採択された6団体が活動の成果を発表する「成果報告発表会」が12月4日(土)に開催され、厳正な審査の結果、チャレンジ大賞(最優秀賞)、チャレンジ賞、奨励賞の各賞が決定した。
■チャレンジ大賞は飲食店のフードロス削減とエシカル消費に取り組むFWRに
最優秀賞となるチャレンジ大賞には、東京・文京区の飲食店におけるフードロス削減とエシカル消費の促進に取り組むプロジェクトを実施したFWR(Food Waste Reduction 代表:商学部 国際ビジネス学科3年 鈴木翔太さん)が選ばれた。
<審査結果>
チャレンジ大賞「FWR(FOOD Waste Reduction)」地球の食品ロスを減らそう!
チャレンジ賞「CDS(Community Design Supporters)」八王子城址の魅力を高める
デザインプロジェクト
奨励賞「チーム館プロ」地域の絆で災害を乗り越える
<FWR代表 鈴木翔太さん コメント>
コロナ禍の活動で緊急事態宣言発出にともなう方針変更など様々な壁にぶつかりましたが、そのおかげで学生チャレンジ企画の目的である問題解決力、コミュニケーション力、交渉力、予算管理能力の向上という目的を達成できたと考えています。これらの力の向上は、今後の糧になると考えています。今回のチャレンジを通して、自分で考えて行動することの難しさや大切さなどを学ぶことができました。