(公社)全国調理師養成施設協会は、全国の小学生・中学生・高校生を対象に、オリジナル雑煮コンテスト「Z-1グランプリ」を企画し、プレ大会を実施。雑煮のレシピを1月31日(月)まで募集する。
■食材や調理法に地域的特徴がある雑煮
年中行事と食事の結びつきは、ユネスコ無形文化遺産の「和食」の重要な要素となっている。中でも新年を祝う正月行事は古来より日本人が受け継ぎ、大切にしている行事。その時に食べる「雑煮」は郷土色が豊かで扱う食材や調理法に地域的特徴があり、代表的な日本の食文化の一つとなっている。
■雑煮の食文化を次世代に受け継ぐために
しかし、生活スタイルの変化に伴い、家族がそろって雑煮を食し、新年を祝う機会が減ってきている。そこで、雑煮の食文化を次世代に受け継ぐためにも、雑煮に親しんでもらうきっかけ作りとなるオリジナル雑煮コンテスト「Z–1グランプリ」を開催する。
<Z–1グランプリ・プレ大会概要>
レシピ募集期間:2021年12月1日(水)~2022年1月31日(月)必着
参加対象:全国の小学生・中学生、高校生
※個人、グループどちらでも可(応募は1人または1グループにつき1点のみ)
【コンテストの流れ】
一次審査(書類選考・各調理師学校で5作品)
二次審査(書類選考・全国で5作品)
三次審査(実食審査・2作品選定)
最終審査(グランプリ決定)
【三次審査 審査員】
服部幸應氏 (公社)全国調理師養成施設協会会長
笠原将弘氏 日本料理「賛否両論」主人
姜明子氏 オレンジページ常務取締役
<最終審査 概要>
日程:2022年6月18日(土)・19日(日)
会場:第17回食育推進全国大会
Aichi Sky Expo(愛知国際展示場:愛知県常滑市セントレア5-10-1)
流れ:
6月18日(来場者の投票数でグランプリを決定)
6月19日(投票結果発表)
賞:賞状、協賛会社より副賞
主催:公益社団法人全国調理師養成施設協会
後援:文部科学省、農林水産省、一般社団法人食文化ルネサンス
協賛:貝印、鈴廣かまぼこ、全国餅工業協同組合、ヒガシマル醤油、他
<応募要項・方法>
【応募要項】
・すでに発表されている類似のレシピがなく、オリジナルであること。
・餅(形、調理法は問わない)を入れること。
・ご当地食材を1種類以上入れること。
・SDGsを意識し、食材をむだなく使っていること。
・1杯分の材料費が500円以内であること。 ※レシピは4人分で記載
・応募レシピは2022年6月19日までは本大会以外には使用しないこと。
【応募方法】
・応募は調理師学校への持参、郵送、メールにて受け付ける。
※担当調理師学校はZ-1グランプリ公式ページから確認または事務局に問い合わせる。
・持参、郵送する場合は、公式ページから応募用紙をダウンロードして出力し、
必要事項を記載の上、雑煮写真とともに、担当調理師学校宛てに送付する。
・メールの場合は、公式ページから応募用紙をダウンロードして必要事項を記載の上、
雑煮写真を添付して、担当調理師学校メールアドレスに送る。
【全国のお雑煮】
全国調理師養成施設協会では食文化継承の役割を担う調理師を養成する教育機関として、
雑煮の食文化を次世代に受け継ぐための活動を行っている。