内閣府の総合科学技術・イノベーション会議教育・人材育成ワーキンググループは、今後の教育・人材育成に関する政策パッケージ策定に向けた中間まとめ案を12月7日(火)に公表した。今後、政策の実現に向けた5年程度のロードマップをまとめていく。
■2021年度末には最終まとめを策定
教育・人材育成ワーキンググループは、2021年8月18日(水)のキックオフミーティングから5回にわたって会議を重ねてきた。今回の中間まとめ案は12月7日(火)に開かれた5回目の会議で提出されたものとなる。今後、国民から広く意見を募集し、2022年3月には最終まとめが策定される。
■エコシステムの確立などを政策に掲げ
中間まとめ案ではロードマップとして、政策1「子供の特性を重視した学びの『時間』と『空間』の多様化」、政策2「探究・STEAM教育を社会全体で支えるエコシステムの確立」、政策3「ジェンダーギャップの解消」などが掲げられている。
■総合科学技術・イノベーション会議で議論・決定
中間まとめ案で出された、各政策の目指すイメージ、必要な施策・ロードマップについて議論を深め、2021年度内に最終まとめ・政策パッケージ策定。その後、総合科学技術・イノベーション会議において同文書を議論・決定する。