日本政策金融公庫は、これまで大学や専門学校などの「合格後」の融資となっていた「受験費用」について「合格前」でも利用できるように変更した。
■所得が一定基準以下の家庭を対象に国の教育ローンを実施
日本政策金融公庫は、教育に関する家庭の経済的負担の軽減と教育の機会均等を図るため、所得が一定基準以下の家庭を対象に、教育資金貸付(国の教育ローン)を取り扱っている(※母子家庭等には優遇措置あり)。
■受験料や交通費・宿泊費を融資
国の教育ローンの取扱内容を11月1日(月)に変更。これまで大学「合格後」の融資となっていた「受験費用(大学などの受験料、受験のための交通費・宿泊費)」が、「合格前」から利用できるようになった。なお、入学する学校の入学金や授業料は、変更前と同様に「合格後」の融資となる。
<利用条件>
合格前に利用する場合は、次の2点の両方に該当することが条件となる。
①今回の申し込みにかかる子供が「国の教育ローン」の融資対象となる学校に在籍して
いること。
②「国の教育ローン」の融資対象となる学校で受けた教育の学習の成果を試すための
受験(高校生が大学や専門学校などを受験する場合など)であること。
【問合せ】教育ローンコールセンター 0570-008656