TikTok Japan はグローバル寄付キャンペーン「#GivingSzn」の一環として、 20のNPO団体への寄付を決定した。また、12月10日(金)より「社会をもっと暖かく!」をテーマに、特設サイトを公開。今回寄付を実施する20のNPO団体の活動内容を紹介している。
■「障害のある方の支援」など6つのカテゴリで構成
ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」を運営する TikTok Japanは特設サイトを公開。サイトは「障害のある方の支援」「多様な教育/不登校」「若者の自立支援」「いじめ・自殺の防止」「DV・性被害の防止」「子どもの支援」の6つのカテゴリから構成されている。
■6つのカテゴリからNPOの活動内容を確認
ユーザーは、この6つのカテゴリから自身の興味関心に合わせ、さまざまな NPO の活動内容を確認することができる。TikTokでは寄付を通じて、様々な社会課題に向き合う NPO を支援するとともに、ユーザーに多様な社会課題に対してより深く関心を持ってもらい、NPO を応援できる機会を提供する。
<社会をもっと暖かく!キャンペーン概要>
特設サイト:以下のWebで確認
キャンペーン期間:2021年12月10日(金)〜2022年1月10日(月)
<寄付先団体紹介>
【障害のある方の支援】
◆きょうされん
全国約1860の障害福祉事業所が加盟し、障害のある人の日常生活や就労支援、在宅支援、また行政への提言等の活動を行う。新型コロナウイルスにより、多くの事業所で対人支援のための衛生用品が不足するなか、特に公的支援の手が届きにくい事業所や困難の大きな事業所を中心にマスク・消毒液等の衛生用品供給等に取り組む。また作業所の仕事が無くなるなど、障害のある人の仕事に困難が生じるなか、マスク発送業務など工夫を凝らした仕事の創出に取り組む。
TikTok アカウント:https://vt.tiktok.com/ZSey5DGgX/
◆NPO 法人エイブル・アート・ジャパン
障害のある人をはじめ、生きにくさを抱えている人たちと共に、芸術文化活動を通じたセルフケア・交流・社会参加支援を行っている。また、新型コロナウイルスの影響で、芸術文化活動の場に参加することができなくなった障害児・者等が、自宅待機の状況下でも創作活動をスムーズに行えるオンライン環境等の整備などにも取り組んでいる。
TikTok アカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeyPH7RY/
【多様な教育/不登校】
◆TDU 雫穿大学
TDU 雫穿(てきせん)大学は、その人自身の関心から学び、自分としての「生き方」「働き方」を模索できるオルタナティブ大学。不登校・ひきこもりなど苦しさを抱えた若者も多く通い、自己否定感などを解体し自分の関心を探りながらさまざまなことを学び、その関心から始まる自分に合った「働く」「生きる」の形を実践的に創っている。
TikTok アカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeyu3FGK/
◆全国不登校新聞社
日本で唯一の不登校専門紙『不登校新聞』を発行するNPO法人。夏休み明け前後に発生した中学生の自殺等をきっかけに1998年に市民らが創刊した。紙面には不登校当事者や保護者のリアルな声を掲載している。一方で識者や文化人も登場。これまでには女優・樹木希林さんや作家・辻村深月さんへのインタビューなども掲載。総勢 20 名の大先輩たちの「生き方のヒント」は、『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社/2018年)にもまとめた。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@futokoshinbun?
◆NPO 法人ピルコン
「人生をデザインするために性を学ぼう」をコンセプトに、正しい性の知識と判断力を育む支援により、これからの世代が自分らしく生き、豊かな人間関係を築ける社会の実現を目指す非営利団体。産婦人科医や助産師、性教育研究者、LGBTQ 支援団体などと協力・連携しながら、ユースボランティア「フェロー」と共に、中高生向け、保護者向けの性教育講演・性教育教材の製作など性の健康に関する啓発や、政策提言の活動を行っている。
TikTok アカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeyuHAsD/
【若者の自立支援】
◆認定 NPO 法人育て上げネット
若者支援を「社会投資」ととらえ、無業の状態にある若者の就労基礎訓練プログラム「ジョブトレ」や、その保護者の支援、学校やコミュニティ向けの教育支援プログラムを実施している。また当事者だけでなく、地域社会・行政・企業と連携した支援者の育成など、多岐に渡る活動を展開し社会全体で若者を支援する土壌を創っている。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@npo_sodateage
◆全国自立援助ホーム協議会
全国186ホームが加盟。「自立援助ホーム」とは、虐待などの理由で家庭にいられなくなり、働かざるを得なくなった15歳から20歳までの青少年達の暮らしの場となる施設。職場や生活場面でも困難をかかえることの多い入所者・退所者の精神的・経済的な自立支援を行う。新型コロナウイルスの影響で失業したり、アルバイト先が休業し生活困窮の危機にある若者の支援や就学者のオンライン授業等に備えたホームの通信環境の整備などに取り組む。
TikTok アカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeyu4VQp/
◆認定NPO法人ブリッジフォースマイル
親を頼れない子供たち、おもに児童養護施設や里親家庭で生活する子供の“巣立ち”をサポートするNPO。一人暮らし準備セミナーや会社での仕事体験など巣立ち前の準備から、ふらっと立ち寄れる居場所運営や気軽に話せるメンターサポートなど巣立ち後のサポートまで行う。広く社会に協力を呼び掛け、親を頼れない子供と社会との架け橋を目指す。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@bridge4smile
◆特定非営利活動法人BONDプロジェクト
BONDプロジェクトは、2018年3月に厚生労働省自殺防止対策事業として「SNS相談事業」を施行し、10代 20代のスタッフを中心に LINE での相談を月1500〜2000 件ほど対応している。相談者の半数近くが未成年で、性被害や健康問題、妊娠、出産、中絶に関する相談も多数寄せられているのが現状となる。
TikTok アカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeyucEKN/
【いじめ・自殺の防止】
◆NPO法人ストップいじめ!ナビ
子供の生命や人権を守るため、「いじめ」およびその関連問題に関する調査・研究を行い、対策を立案。提言および啓発活動を行い、当事者・関係者が必要とする情報を発信すること等を通じて、「いじめ」およびその関連問題の改善・解決に向けた社会的基盤の整備に寄与することを目的とする。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@stopijime_navi
◆一般社団法人日本いのちの電話連盟
日本いのちの電話連盟は全国 50 のいのちの電話センターと手を携え、孤独の中で心の危機にある人たちに向けて、「電話相談事業」「インターネット相談事業」「自死遺族支援事業」を実施。 その他、相談事業実施に必要な、研修事業、広報啓発事業なども行っている。
https://www.inochinodenwa.org/
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@inochinodenwa
◆認定特定非営利活動法人 国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター
NPO法人国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センターは、自殺の危機と生きづらさを抱えた人の支援として、主には夜間の電話相談を中心に活動を行っている団体。その他、自殺防止活動の多面的実践と活動を広めるための施策として、ワークショップや相談員養成、研修の講師派遣(都道府県、精神保健福祉センター、教育委員会、関連団体、関連企業等)、外部研修提供を通して社会への還元、ネットワークの強化を行っている。
https://www.befrienders-jpn.org/
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@bwt9090?
◆NPO法人若者メンタルサポート協会
10代の24時間無料 SNS相談活動をメインに、オンライン居場所の運営などを行う団体。日本全国の小中高生から、1か月4万通を超える相談に40人のボランティア相談員が対応、虐待や様々な家庭環境により家に居場所がない子供たちの相談を中心に、いじめや人間関係のトラブルなど多岐に渡る相談に対応している。居場所がなく生きづらさを抱えた子供たちに連日夜間も寄り添い続けることで、子供たちが安心できる居場所をオンラインで展開しながら実際に会っての食事提供や様々なイベントなども行い、子どもたちの自殺予防に取り組んでいるNPO法人。
https://www.wakamono-support.jp/
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@wakamono_mental?lang=ja-JP
【DV・性被害の防止】
◆NPO法人全国女性シェルターネット
全国60団体のDV被害者支援団体を会員とし、DV・虐待・性暴力などにかかわる被害者の支援、電話相談、無利子貸し付け、当事者・支援者交流活動を行う。新型コロナウイルスによる外出自粛要請により、パートナーの暴力が深刻化したり、相談が困難になる被害者が増加する状況に対応するため、緊急避難用のシェルターでの支援、対応スタッフの確保や、医療・警察等への同行支援、回復支援や新しい生活のスタートへの支援に取り組む。
TikTok アカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeyMbggG/
◆NPO法人DV対策センター
DV被害者である女性および子供に対して、安全の確保のほか、傷ついた心のケア、居場所の提供、自立や教育・就業支援を行っていく。被害者の自己肯定感をあげる取組を行っていくことで、被害者が加害者化していくことを防ぎ、女性と子供の人権擁護や女性の社会的地位の向上ならびに、子供の健全な育成に寄与し、DVの根絶を目指すことを目的とするNPO法人。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@dvtaisakucenter
◆NPO 法人ぱっぷす
ぱっぷすでは、「性的搾取に終止符を打つ」ために、リベンジポルノ・意に反したグラビアやヌード撮影による「デジタル性暴力」、アダルトビデオ業界や性産業に関わって困っている人の相談窓口と、相談支援活動をしている。相談支援を通じて性的搾取の実態について調査し、この問題を社会に広く伝え、課題の解決に取り組んでいる。
TikTok アカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeyP2kK2/
【子どもの支援】
◆認定特定非営利活動法人キッズドア
キッズドアは、2007年より子供の貧困を解決するために、学習支援、居場所づくりなどに取り組んでいる。コロナ禍においては、収入が不安定になる世帯が多く、困窮子育て世帯への食料などの物資支援、就労支援などが必要になった。その一環である、ファミリーサポート事業では、これまで全国3万人以上の方に支援を届け、LINEやメールを使ったコミュニケーション、オンラインイベントを開催し、助成金や奨学金の情報提供、学習プログラムを提供する就労支援、食料や文具などを送る物資支援を行っている。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@npo_kidsdoor
◆認定NPO法人3keys(スリーキーズ)
3keysは虐待や貧困などで頼る大人がいない・少ない子供たちのための居場所や相談先への接続、学習支援等を通じて「すべての子どもの権利が保障される社会」を目指し活動している。3keysが運営する10代向け相談・支援サービス検索サイト Mex(ミークス)は子供たちが利用できる全国の官民の相談窓口や支援機関を紹介しており、2020年度は全国から約 170 万人が利用した。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@mex_info?lang=ja-JP
◆NPO 法人ぷるすあるは
『ぷるすあるは』は、精神科の看護師、細尾ちあきと、医師で代表の北野陽子が、オリジナル絵本など心理教育ツールの制作・普及のため2012年に立ち上げた「プルスアルハ」を発展させる形で、2015年6月に設立したNPO法人。精神障がいやこころの不調、発達凸凹を抱えた家庭や、様々な事情の中で、頑張っている子供たちを、絵本やWebサイトなどの情報コンテンツを通して応援している。「必要だけどこれまでなかった」ツールの企画制作や、様々な情報発信を通して、精神保健全般に関する普及啓発活動も行っている。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@pulusualuha
◆NPO法人OVA
生きづらさを抱えている若者に対して ICT を活用したアウトリーチ活動、相談活動を行っている。他者の痛みに無関心ではない、関わりあっていく社会を目指している NPO団体。
TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@npo_ova?lang=ja-JP