成女高等学校とSunshine Delightは、12月7日(火)に産学連携協定を締結した。成立高等学校の生徒プロジェクトメンバー(平均年齢16歳4か月)と同社代表(19歳9か月)による総平均16.8歳の国内史上最年少の産学連携協定となる。
■大学生で事業を展開する伊藤代表
成女高等学校で行なっている授業「自主研究」のねらいは、身近にある好き・興味を、将来の仕事につなげることであり、キャリア学習の軸となっている。一方、Sunshine Delightの伊藤瑛加代表は、高校時代の探究型の授業で「母親の肌」をテーマに研究を行い、それを高校在学中に起業に結び付け、現在は大学に通いながら事業を展開している。
■Sunshine Delightの事業立ち上げに参画し、社会の仕組みを知る
成女高等学校は、自主研究のロールモデルとなる同社から指導を受け、伊藤代表の実行力に直接触れることで研究活動のレベルアップを図る。さらに、一部生徒によって「SunDプロジェクト」を結成。スタートアップ企業である同社の事業立ち上げに参画し、社会の仕組みを直接的に知ることで、将来の夢の具体化につなげる。
■生徒プロジェクトメンバーをボランティアスタッフに活用
Sunshine Delightは、事業活動(市場調査、幼稚園・保育園への啓蒙活動、商品開発など)において、成女高等学校生徒プロジェクトメンバーをボランティアスタッフ等として活用。それによる事業立ち上げを加速させる。
■成女高等学校とSunshine Delightの学びと実業を連動させる
身のまわりの悩みや疑問をきっかけに社会の課題解決へ展開していくことは、成女高等学校の自主研究の考え方に重なる。そのため成女高等学校とSunshine Delightの学びと実業を連動させることで、より発展的な成果を挙げていくことを目指す。