文部科学省は11月15日(月)に、中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第5回)で審議まとめが示されたのを受け、それに対して寄せられた質問への回答をWebサイトで公開した。
■新たな教師の学びの姿の実現に向けて10の質問に回答
「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて(審議まとめ)に関する10の質問は以下の通り。
1.審議まとめが目指す「新たな教師の学びの姿」について詳しく教えてください。
2.このタイミングで教員免許更新制をやめることとなった理由はなんですか。なぜ「発展
的解消」という言葉を使っているのでしょうか。「廃止」との違いは何でしょうか。
3.教員免許更新制は、いつのタイミングでなくなるのでしょうか。来年度も更新講習を
受講する必要がありますか。
4.教員免許更新制がなくなった後の公立学校の教師の研修のしくみはどのようになります
か。特に履歴の記録管理、管理職等による受講の奨励について教えてください。
5.公立学校以外に勤務する教師の学びの充実について教えてください。
6.「新たな教師の学びの姿」を高度化させるための具体的な方策について教えて
ください。
7.教員免許更新講習がなくなっても、学びたくても様々な校務があり時間を捻出するのは
難しいのですが、どうしたらよいでしょうか。また、「新たな教師の学びの姿」により
さらに多忙化が進みませんか?
8.研修に対して必ずしも主体性を有しない教師に対して、どのような形でその受講を
促していくのでしょうか。「学校管理職等の期待する水準の研修を受けているとは
到底認められない」と判断する基準は示されることになりますか。
9.教員免許更新講習の多くは大学で開設されていますが、今後教師は大学で最新の知識等
を得る機会がなくなるのでしょうか。
10.教員免許更新制がなくなった場合、免許の有効期限はどのようになりますか。
皆さんからの10の質問にお答えします!(「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて(審議まとめ)に関するQ&A)