マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)を実施・運営するオデッセイ コミュニケーションズと、試験配信元であるサーティポート社が共同開催する「MOS世界学生大会 2021」の決勝戦が、11月9日(火)から11月11日(木)にオンライン形式で実施され、日本代表2人が世界チャンピオンに輝いた。
■学生がMicrosoft Officeのスキルを競う
「MOS世界学生大会」は、MOSを高成績で取得した学生たちに、国際的な舞台での経験を積み、将来の可能性を拡げるきっかけとしてもらうことを目的に毎年開催している、Microsoft Officeのスキルを競う世界規模の大会。今年度で第19回目を迎える。
■決勝戦には33か国160人が出場
今大会は世界108か国延べ20万人を超す学生がエントリー。決勝戦へと勝ち上がった33か国160人の各国代表が、アジア・パシフィック、欧州・中東・アフリカ、アメリカ大陸の3つのエリアで開催日時を分けて、初のオンライン形式での実施となった。
■小宮山さんがパワーポイント2016部門、中園さんがエクセル2019&365部門で1位
日本代表は11月10日(水)のアジア・パシフィックから参加。その結果、小宮山正晴さん(早稲田大学大学院 人間科学研究科 1年)がパワーポイント2016部門で世界第1位、中園愛美さん(福岡県立八幡高等学校 2年)がエクセル2019&365部門で世界第1位を獲得した。
■日本代表の高校生が決勝戦入賞は初の快挙
今回の決勝戦は従来の問題形式と大きく異なり、試験時間3時間30分の長時間となった。かつアプリケーションのスキルのみでなく、データの分析スキルや代表自身の意見も求められる課題に沿ったファイルを作り上げる試験となった。歴代の日本代表の中でもPowerPoint入賞は初、また高校生の日本代表が決勝戦で入賞するのは初、一度の大会で2人の日本代表がチャンピオンになるのも初めての快挙となる。