文部科学省は11月2日(火)にオンラインで開催した、2021年度「学校魅力化フォーラム」の様子をYouTube「文部科学省動画チャンネル」に公開した。当日の行政説明及び事例発表の動画が掲載されている。
■市区町村に求められる学校の適正規模や適正配置に向けた学校の統合や分離
学校設置者である市区町村においては、域内の学校の適正規模や適正配置について検討し、その結果を踏まえて、学校の統合や分離を行い、小規模校を存続させた場合においては教育活動を充実させることが求められる。
■各市区町村の検討の支援に向けて「学校魅力化フォーラム」を開催
文部科学省では、各市区町村におけるこうした検討を支援するため、少子化・人口減少社会に対応した活力ある学校教育の推進を図ってきた。その一環として、「学校魅力化フォーラム」を11月2日に開催。地方公共団体における先進的な取組事例についての事例発表などが行われた。
■行政説明や5つの事例発表動画を公開
YouTube「文部科学省動画チャンネル」では、「学校魅力化フォーラム~行政説明~」として公立小・中学校を取り巻く状況の変化や文部科学省の施策など、当日の発表を公開。また、千葉県流山市、鹿児島県三島村、徳島県阿南市、大阪府豊中市、鳥取県鳥取市の5つの事例発表動画を紹介している。
【事例発表1】
流山市教育委員会(千葉県)「人口急増に対応する新しい学校づくりに向けた取組」
【事例発表2】
三島村教育委員会(鹿児島県)「ICTを活用した教育活動等の充実に向けた取組」
【事例発表3】
阿南市教育委員会(徳島県)「統合困難な地域における教育環境の充実に向けた取組」
【事例発表4】
豊中市教育委員会(大阪府)「地域との合意形成に向けた取組」
【事例発表5】
鳥取市教育委員会(鳥取県)「施設分離型、5・4制義務教育学校で地域素材を活用し児童生徒の自己肯定感を高めた取組」