千葉県印西市立原山小学校では、机からタブレットが落下する問題を解決するために、ティーファブワークスの「天板拡張くん」を全校生徒の机に取り付けた。その後、アンケート調査を実施したところ、教師の100%、児童の95.5%が「天板拡張くんを引き続き使い続けたい」という回答が得られた。
■PCと教科書を同時に机に置いて開ける
天板拡張くんは、学校の学習机に簡単に取り付ける事で、机を10cm拡張する。落下防止ガードにより、タブレットの落下による破損事故を防ぐ。児童からは「PCと教科書を同時に机に置いて開けるので便利」「前とか角にガードが付いているので、机の上にいろいろなものをおけるようになった」などの声が寄せられている。
<松本博幸校長 コメント>
原山小学校では、一足早く2020年秋から高学年の生徒が1人1台の端末を使い始めました。今回、「天板拡張くん」を使ってみてまず感じたことは、子供たちが道具の落下に気を使わず、安心して授業に集中できるということです。PCに限らず、図画工作ならパレットや筆、社会科は資料が多いのでそれだけでも机の上はいっぱいになっていました。それらを拡げるスペースが大きくなった上に、ガードがあるので鉛筆などの小さなものも落とさなくなっています。先生方からも授業がスムーズに進むと支持されているので、今後も使い続けたいと思います。
<天板拡張くん 概要>
ラインナップ:
「旧JIS用 天板幅600mm用」
型番:TFW-DE60
寸法:618(幅)mm×201(奥行)mm×60(高さ)mm(ネジ部含まず)
「新JIS用 天板幅650mm用」
型番:TFW-DE65
寸法:668(幅)mm×201(奥行)mm×60(高さ)mm(ネジ部含まず)
天板拡張寸法:奥行き+100mm
質量:約1Kg(1個)
材質:ATBC-PVC樹脂・ABS樹脂
取付方法:手回しネジ4か所
取付可能天板:天板厚み18~20mm、天板幅600mm・650mm
天板裏面に下図の網掛け部分のスペースがある事。
本体価格:2300円/個(税別・5個⼊1セットでの販売)※2022年度より価格改定予定
■試しに「天板拡張くん」を使いたい学校関係者に
「うちの学校の机に取り付けられるのだろうか?」「実際に取り付けて授業を行ってみたい」などのニーズに答えるため、学校や教育委員会を対象に「天板拡張くん適合確認プログラム」を用意。最短で翌日には届く。発送および返送時の送料については、ティーファブワークスの負担となる。また、これまで貸し出しは1つだけだったが、クラスレンタル(40個まとめての貸し出し)もスタートした。