埼玉県戸田市立新曽小学校の6年生の児童は、学校教育目標と照らし合わせ、学校の新たなルールの実現に向けて、12月1日に校務運営委員会でプレゼンテーションを実施する。
■「卒業プロジェクト」をテーマに学校のルールに取り組む
新曽小学校の6年生の児童は、総合的な学習の時間で「卒業プロジェクト」をテーマに、学校のルールをよりよいものにするPBL(Project Based Learning=課題解決型学習)に取り組んできた。
■社会科で立法・行政を学んだことが活動の原点に
この活動の出発点は、社会科の学習で立法・行政の役割を学んだことにある。「これまでは多くのルールを先生たちが決めてくれていたけれど、自分たちの学校を自分たちの手でよくしたい」という思いが活動の原動力となっている。夏休み前には、今年度配備された1人1台の学習者用端末の使用ルールをつくる活動を実施した。
■学校のルールづくりを自分事として捉える
今回は、学校教育目標と照らし合わせて、「筆記用具等の持ち物」「登下校」「特別教室の使い方」「放課後の遊び方」等の新たなルールの実現に向けて、校務運営委員会でプレゼンテーションを行う。この活動は学校のルールづくりを自分事とする主権者教育の一環となる取組として行われる。