サカワはハイブリッド黒板アプリ「Kocri」シリーズの最新版となる「Kocri for Cloud」を開発し、11月15日(月)から販売を開始した。また、販売と同時に教育機関者を対象に「Kocri for Cloud無料体験版」の申込受付を開始した。
■動画や画像を一瞬で黒板に映し出す
ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」シリーズは、黒板と電子黒黒板の長所を兼ね備えた授業支援アプリ。タブレット端末とプロジェクターを使って動画や画像を一瞬で黒板に映し出すことができる。
■UIデザインを一新
「Kocri for Cloud」は黒板やホワイトボードとの親和性を重視した設計となっており、教師端末の画面を黒板に投影することができる。白黒反転、虫食い問題、ガイド線表示、タイマーなど、Kocriが持っていた「デジタルの便利さをちょっとだけ付け足す機能」は、UIデザインを一新してさらにレベルアップ。チョークで書くのが大変な長文、図形や難しい絵などが黒板に瞬時に映し出せる。
■黒板を便利に使いこなす
ガイド線表示を使えば、黒板が方眼紙や英語ノート、漢字ノートなどに変わる。また、画像だけでなく動画やPDFも表示可能。デジタルインクによるペン機能を搭載しており、利用シーンが多いタイマー機能を搭載されている。
■教師端末から生徒端末に一斉配信
「Kocri for Cloud」を使うことで、教師端末で作成したスライドを、ワンタッチで生徒端末に一斉に配信することができる。一度共有されたスライドは、生徒端末から何度でも振り返ることができ、「生徒がスライドを通して授業の復習を行う」「生徒が、スライド上で作成された問題に回答する」などの際に効果を発揮する。問題は授業中だけでなく、授業のあとに宿題として手軽に共有できる。
■児童生徒の回答をリアルタイムで集計・分析
小テストや予想問題、アンケートが、すぐに出せるように、「選択式問題」「テキスト自由入力問題」「お絵描き問題」など実践的な問題フォーマットを用意している。生徒は、出された問題を手元のタブレット端末で回答。集まった回答は教師端末で一覧化でき、黒板に投影することができる。
<Kocri for Cloud製品概要>
対応機種:Google Chromeが動作する任意のタブレット端末で使用可能
(スマートフォンには未対応)
推奨動作環境:Google Chrome最新バージョン ※インターネット環境必要
推奨端末環境:カメラを有する端末(Kocri for Cloudでカメラ機能を使用する際に必要)
アカウント形態:教師1人、生徒1人につき1アカウント
価格:利用人数、利用期間に応じた料金体系を用意
<Kocri for Cloud体験版の案内>
Kocri for Cloud体験版申込フォーム:以下のフォームから申込む
対象者:「Kocri for Cloud」を実際に使用する教育機関所属の人(学校・塾など)
体験期間:約2か月間
体験内容:教師・生徒アカウントの発行、製品版フル機能を試すことができる
※訪問デモ・遠隔デモの希望者は以下のサイトの「デモ依頼・お問合わせ」から申し込む