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U-22プログラミング・コンテスト最終審査会~経済産業大臣賞など各賞が決定

2021年11月25日

U-22プログラミング・コンテストの最終審査会が11月21日(日)に行われ、入選16作品を審査した結果、経済産業大臣賞をはじめとする各賞が決定した。制作者本人はオンライン上からの参加となったが、オンラインプレゼンテーションで各自の作品を披露した。


■中学1年が経済産業大臣賞<総合>を受賞

既存のモデリングアプリの複雑さに着目し、だれでも容易に扱えることを可能にした「Chokoku CAD」(経済産業大臣賞<総合>)は、実装時のトライ&エラーについて、中学1年生とは思えない着眼点と実現方法でわかりやすく解説した。


■障害者と健常者の視点から開発

ヘルプマーク支援アプリ「ヒトコエ」(経済産業大臣賞<プロダクト>)は、自身の体験をもとに、生涯者と健常者、両サイドの視点から、専門施設にヒアリングし、テスト・検証を重ねてきた。


■限られたプレゼンテーション時間で機能をアピール

早口のプレゼンテーションでニコ生上でも話題となった静的型スクリプト言語「Kirl」(経済産業大臣賞<テクノロジー>)は、限られたプレゼンテーション時間内に、実装した機能・アピールを論理的な説明で盛り込んだ。


■音の可能性を広げたいという想いで制作

「音」の可能性を広げたいという想いで制作された「次世代の音楽フォーマット」(経済産業大臣賞<アイデア>)は、デモを交えて非常に丁寧に、わかりやすく解説した。


<最終審査結果>


◆経済産業大臣賞(表彰状、トロフィー/副賞:50万円)

・総合:「Chokoku CAD」船橋一汰(一宮市立大和中学校)

・プロダクト:「ヒトコエ」m×(HAL名古屋)

・テクノロジー:「Kirl」大塚 真太朗(九州工業大学)

・アイデア:「次世代の音声フォーマット」黒田和暉(広島大学)

 


◆経済産業省商務情報政策局長賞(表彰状/副賞:5万円)

・プロダクト:「Kanade」松本大智(慶應義塾志木高等学校)

・プロダクト:「In a MazetresE(新潟コンピュータ専門学校)

・テクノロジー:「HeartRecorder」寺田縁・後藤雅弥(熊本県立大学 飯村研究室)

・テクノロジー:「自作言語を用いたプログラミング授業システム」長尾卓(名城大学)

・アイデア:「ちぎれるディスプレイ」 荒巻美南海(東京大学)

・アイデア:「感染シミュレータ」 鈴木沙奈(白百合学園小学校)

 


◆スポンサー企業賞(表彰状/副賞)

・いい未来をつくるで賞(スマレジ)【Knot「カスタマイズウォッチ」】:「感染シミュ

レータ」鈴木沙奈(白百合学園小学校)

SOMPO賞【Amazonギフトカード15万円】:「感染シミュレータ」鈴木沙奈(白百合

学園小学校)

・サイボウズ賞【賞金10万円+サイボウズおよびサイボウズ・ラボのエンジニアが

執筆した技術書セット】:「Shadowzilla–カゲトカゲ」小野可為(UIA International

School of Tokyo)

OBC賞【Microsoft Surface Pro7】:「HeartRecorder」寺田縁・後藤雅弥(熊本県立

大学 飯村研究室)

・さくらインターネット賞【Happy Hacking Keyboard/同社代表、田中邦裕委員との

懇親会】:「Dream Cube」 SUNGCC(専門学校サンテクノカレッジ)

・日本事務器賞【「Oculus Quest 22セット】:「HeartRecorder」寺田縁・後藤雅弥

(熊本県立大学 飯村研究室)

・ピーエスシー賞【賞金10万円】:「よそくる」 ezaki-lab(鳥羽商船高等専門学校)

PCAクラウド賞【最新版MacBook】:「複式家計簿」 増田 拓海(N高等学校)

・フォーラムエイト賞【FORUM8スイート法人会計モバイルPC/図書カード3

円分】:「ColliderGeneratorCG開発研究部(日本工学院専門学校)

・豆蔵K2TOPホールディングス賞【副賞:賞金20万円】:「Kanade」 松本大智(慶應

義塾志木高等学校)

 


◆SAJ賞(表彰状)

・「MotionTape」 MotionTape制作委員会(日本工学院八王子専門学校)

 


◆視聴者賞(表彰状・副賞:図書カード1万円)

・「Chokoku CAD」 船橋一汰(一宮市立大和中学校)

 

<U-22プログラミング・コンテスト概要>

1980年から国内のIT人材の発掘・育成を目的として経済産業省主催でスタート。2014年の民間移行後は、コンテストの主旨に賛同する協賛企業によって開催を継続。ソフトウェア協会(SAJ)にU-22プログラミング・コンテスト運営事務局を置き、プログラミング・コンテストを継承している。

 

U-22プログラミング・コンテスト

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