岩手県一関市立花泉中学校の奥田昌夫教諭は、中学校技術における「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」の教材を改良し、ウェブサイトを作ろう2「ねそプロ2」として11月23日(火)から公開した。
■サイト作りを通じてプログラミングを学ぶ
ウェブサイト作成を通して、プログラミングの楽しさと、 画像や文章の公開の「利点と危険」について学ぶことができればと考えて開発。ブロック部品を並べて、くっつけるだけの簡単なプログラミング。「寝そべってでも、プログラミングを学ぶことができる簡単教材」が目指された。
■教員が授業登録することで生徒がウェブサイトづくりを体験
はじめに教員が授業登録し、QRコードを表示することで生徒がログインして、学校紹介やクイズなどのウェブサイトが作れるようになる。安全のため教員が授業の登録をしないとウェブサイトの作成ができないようになっている。生徒が再ログインすると、前回作成したデータを読み込んで表示される。
■作成した画像は年度内に限り公開可能
授業者(教員)を登録することで、ページの公開、非公開を教員が行うことができる。登録した授業ごとに作成したウェブサイト一覧を表示。登録した画像は授業の中で共有利用が可能。作成したものは年度内に限り公開できるようになっている(年度末にデータが消去される)。
■インストール・ダウンロード不要で、すぐに始められる
Google Blockly を使ってJavaScriptのコードを作成して実行する。使用するにあたってインストールやダウンロードなどは不要。Webブラウザで作動する(Chrome、Edge、Safariで作動し、IE不可となる)。iPad、Androidタブレット、スマートフォンのブラウザでも作動する。